出典:Wikipedia
エリスは、ニュクス(夜)単独で産んだ子です。
戦場では血と埃(ほこり)にまみれた鎧を着て槍(やり)を持ち、火炎の息を吐きました。
通常、翼のある女性として描かれます。
エリスは多くの災いの母となり、たくさんの子供を生みました。
エリスが産んだ子供たち
- ポノス(労苦)
- レテ(忘却)
- リモス(飢餓)
- アルゴスたち(悲歎)
- ヒュスミネたち(戦闘)
- マケたち(戦争)
- ポノスたち(殺害)
- アンドロクタシアたち(殺人)
- ネイコスたち(紛争)
- プセウドスたち(虚言)
- ロゴスたち(空言)
- アムピロギア(口争)
- デュスノミア(不法)
- アテ(破滅)
- ホルコス(誓い)
冥界の門の近くには有象無象のオネイロスたち(夢)が絡まるニレの巨樹があり、周りには冥界の神々や怪物たちが住み、血染めの紐で蛇の髪を結んだエリス(ディスコルディア)もそこに住んでいるそうです。
エリスはかの有名なトロイア戦争にも出てきます。
出てくるというかトロイア戦争を引き起こした原因のひとつを作ったかもしれません
トロイア戦争についてはこちらからご覧ください。