ネメシスは、ニュクス(夜)単独で産んだ子です。
ゼウスはネメシスと交わろうとしましたが、ネメシスはいろいろなものに姿を変えて逃げました。
ネメシスがガチョウに変わったところ、ゼウスは白鳥となってネメシスに近寄り、ついに交わることが出来ました。
ネメシスさん逃げ切れなかったのね
その後、ネメシスは卵を生みました。
ガチョウだっだからねえ
この卵を羊飼いが見つけてスパルタの王妃レダに与えました。
その卵から、ヘレネとディオスクロイが生まれたと言われています。
ただし、ゼウスがこのとき白鳥となって交わったのはレダであるという言い伝えもあるそうですよ。
ニュンペのエコーの愛を拒んだナルキッソス(ナルシス)に罰を与えたのはネメシスであるとされるお話は後ほど。
出典:Wikipedia