ギリシャ神話における原初の神カオスの次に生まれた原初の神々のひとりであるエレボスとニュクス。
エレボス(暗黒・幽冥)
エレボスという名前は「地下世界」を意味します。
また、地下の暗黒の神でもあるので、しばしばタルタロスと混同されがちです。![]()
エレボスはニュクスの兄ですが、夫でもあり、彼女との間にヘメラ(昼)とアイテル(上天の清明な大気)とカロン(地獄の渡し守)をもうけます。
ニュクス(夜)
ニュクスは、夜の女神であり、エレボス(幽冥)の妹であります。
ニュクスはエレボスとの間に3人の子供を産みましたが、単独でもたくさんの子供を産んでいます。![]()
人間の人生を神格化
ニュクスの産んだ子供たちは、「人間のあり方」に関わる神が多いんです。![]()
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- モロス(運命と死を司る神)
- ケール(死や悪霊の女神)
- タナトス(死の神)
- ヒュプノス(眠りの神)
- オネイロス(夢の神)
- モモス(非難や皮肉の神)
- オイジュス(苦悩の神)
- ネメシス(復讐の女神)
- アパテ(欺瞞・不実・不正・失望の女神)
- ピロテス(愛欲の女神)
- ゲラス(老年の神)
- エリス(人間の苦しみの大きな原因とも言える「争い」の女神)
たくさんの子供たちの中で、特に「争い」の女神・エリスからは戦争や殺害、悪しきことごとの代表言える神々が生まれています。![]()
その中でもエリスの子、アテ(迷妄による破滅・道徳的判断を失わせ盲目的に行動させる狂気の神)は、古代ギリシアにおいて大きな意味を持つ恐ろしい女神でありました。![]()

