1月の誕生石はガーネット。
実は、誕生日の石もあるんです。
正確に言うと、石じゃない日の方もいらっしゃいますが
1月4日の誕生日石は、クリソコラ原石です。
クリソコラは、アジュライトやマラカイト、ヘマタイト等とともに産出するそうです。
純粋な物は澄んだ鮮やかなブルーをしているのですが、ほとんどのクリソコラは、ターコイズやマラカイトなど、他の鉱物などが微妙に混ざり合っています。
ターコイズと同じく昔から人気があり歴史ある石です。
ターコイズに比べると、もろいため、そのまま装飾品に使えるものが少なかったのですが、それでもギリシャやローマの人々は好んで使用したそうですよ。
本来、クリソコラは不透明な石なのですが、成分中にクォーツが含まれることで、不透明から半透明な石に変化することがあります。
その中で最も美しいものを「ジェムシリカ」と呼ぶそうです。
クリソコラの語源は、ギリシャ語で「金」を意味する「chrysos」と「接着剤」を意味する「kolla」に由来しています。
和名では「珪孔雀石(けいくじゃくせき)」と言います。
クリソコラの意味
天然石クリソコラは、家族や他人に対しても安定した優しい感情で接することができるようになると言われます。
仕事や恋愛などにおいても、しっかりと地に足を着けた実りのあるものになるようサポートをしてくれる石でもあります。
パートナーとの円満な関係を保つ力になってくれたり、母親が本来持つ母性を高めることで、育児のお守りとしてもオススメできるパワーストーンです。
★ちょこっと知識★
紅海に面するイスラエル最南端のリゾート地・エイラットで産出される歴史あるクリソコラ。
土地の名前を由来として「エイラット・ストーン」と呼ばれ親しまれています。
国王であるソロモン王によって、とても大切にされてきました。
王妃シバへ、エイラットストーンをあしらった装飾品を贈っていたと言われています。
ソロモン王の伝承にちなんで「ソロモン・ストーン」とも呼ばれていて、現在ではイスラエルの国石とされているそうです。