かりんとうのつれづれ日記 -496ページ目

かりんとうのつれづれ日記

日々のことを 思うままに 書いていきたい…と 思っています。

 

 

 

 長男が 高校入試を控えた頃に 購入したため、私の部屋に 隠しておいた作品。以前のIDの頃に 記事にしたことがあります。多分、実写で映画化されたので、それをふまえて 書いたんだと思います。

 

 主人公が 受験に追われ 精神的に 追い詰められた時に、中学校の担任の先生から 農業高校を勧められ 入学してきた…という設定から 物語は 始まります。

 

 五年ほど前に 読んだ時には、主人公が 進学校から農業高校に「逃げてきた」というところに コンプレックスを感じていると思った校長先生が、「生きていくための 逃げは アリです。アリ アリです。」と言って励ますシーンが印象に残りました。

 

 今回読み直そうと思ったのは 高校生という年齢の時期に、夢や目標を 持つのが当たり前、と考えている節がある長男に 必ずしも そうではない、ということを 伝えたかったからです。

 

 農業に興味があるわけでもない主人公が、農業の実習に 触れていく中で、自分の夢や目標を 探していこうと格闘する姿に、長男が 何かを感じて欲しい、と思ったのです。

 

私が 長男に 勧めている大学には 一つ 共通するところがあります。文系なのに フィールドワークがある大学。実際に見たり 聞いたりする中で、自分の興味が引き出されることが あると思います。そこから 何がつかめることがあるはず。

 

大学って 勉強したいことや 夢をつかむためだけに行くわけではない、と思うんです。大学生活の中から 自分がやりたいことを 見出せれば、それだけでも 大学に行く価値があると思います。

 

久しぶりに 父子で 読み直してみて 印象に残ったのは、将来のことが 見出せずに 苦しむ主人公の姿を見て投げかけられた「夢が見つかれば 現実との格闘が始まる」という言葉。夢が見つかれば 自分に適性があるのか、学力がついてくるのか、実現性はあるのか。様々な問題が生まれてきます。

 

 夢が見つからないことは 決して 辛いこととは限らないのかもしれません。まだ 現実と向き合うことを しなくて済むわけですから。長男が そう感じて 少し 気持ちが楽になれたら 良いのですが…。

 

 2月18日に 最終巻(15巻)が発売されるそうです。予約して 楽しみに 待ちたい、と思います。