かりんとうのつれづれ日記 -351ページ目

かりんとうのつれづれ日記

日々のことを 思うままに 書いていきたい…と 思っています。

 古舘伊知郎さんが SDGsに対する疑問を発言されました。


 どういう意味で発言されたのか 分かりませんが「SDGs」と言えば 即正義となるということの危険性については 同感ですね。


 さて、環境問題について論じるのは、とても難しいと思います。一筋縄では いかない問題であるからです。


 例えば、リサイクルを 考えてみた時、リサイクルの量を増やすためには、回収車を 増やす必要があります。つまり、アルミ缶やスティール缶のリサイクルが進めば、その際に排出される二酸化炭素は増えてしまいます。


 一つの問題を解決すための努力で、別の問題が発生してしまうのです。


 太陽光発電が その一例です。太陽光発電が 広がれば、化石燃料の使用量が減っていきます。しかし、太陽光発電が 広がっていけば、その分 産業廃棄物がたくさん出てしまうことになるのです。


 私は 今から 二十年以上前に 家を建てました。その時に 太陽光発電を 入れるか入れないかで ずいぶん 悩みました。結局、産業廃棄物のことで 断念したことを 思い出しました。


 調べてみると、この数年の間に 太陽光発電による産業廃棄物の急増が 既に問題になっているようです。


 振り返ってみると、私が幼い頃、第1次オイルショックが起こった時、政府が 盛んに 国民に 石油の節約を呼びかけていました。「省エネルック」なんていうものも作られました。


 しかし、その当時の消費電力の中で一般家庭の占める割合は10%余り。国民がどんなに努力しても 石油消費量を減らすことには つながらないんです。


 当時の電力消費の大半は、産業関連のものがほとんど。つまり、工場での電力消費を抑えなければ、日本全体の石油消費量を抑えることはできなかったのです。


 「SDGs」がもてはたやされる現状を見る時、かつての 意味のない「省エネルック」を思い出すのです。