ご存知の通り、11歳で FCバルセロナの下部組織の入団テストに合格し、スペインに渡り カンテラに入団。
しかし、その後、FCバルセロナが18歳未満の外国人選手の獲得・登録違反によって、対外試合に出場できなくなり、15歳で帰国。Jリーグに所属しながらプレイを続け、18歳で レアル・マドリードと契約。その後、レアルでのプレイは叶わなかったものの、リーガ・エスパニョーラで プレイできているところは、素晴らしいと思います。
ただ、この選手。才能は絶賛されていますが、未だ選手として「結果を残した」と言えるシーズンを過ごしたことがない、と私は考えています。つまり、才能は評価されているが、まだ結果を残したことがない選手…だと思うのです。
一方で、同世代の選手の中に、地元のバルセロナスクールで高い評価を受け、11歳の時に バルセロナの下部組織の入団テストを受けられるように推薦された選手がいました。
しかし、その選手は(家庭の事情とも言われている)スペイン渡る…という選択をせず、(地元の中学校・高校に通いながら)地元のJリーグクラブのジュニアユースからユースへと進み、高校生でプロ契約を勝ち取っていきます。
冨安健洋。その後、ベルギーやイタリアのクラブで結果を残し、プレミア・リーグのアーセナルでSBのポジションを得ています。現在は 怪我で試合に出られていないようですが、これからの復調に期待しています。
比較が難しい二人ではありますが、インタビューを聞いていると、人格的に大きな成長をしている冨安選手に対して、どこか 幼さを感じさせる久保選手。それは、幼少期に 母国で学校教育を受けた経験の有無が二人の違いを生み出しているような気がしています。