長男が一人暮らしを始めた頃、毎日のように 長男から 連絡がありました。
「あれは どうすれば良いのか。」
「この手続きは どうするのか。」
「それは どう考えれば 解決するのか?」
一人で暮らし始めることで、長男にとって 小さな障壁が 次々に現れたようです。世の中の仕組みを 何も知らない長男は、的外れな考えを持ち、思うようにならないと 癇癪を起こしていました。
電子レンジにアースがありますが、コンセントのところに アースをつけるところがなく、いきなり工事を依頼する…と主張する長男。
不動産屋に許可が必要。工事費は 2000円の電子レンジに 見合わない。などと言いますが、ふてくされる長男。
結局、嫁さんが インターネット通販で、アースの差し込み口がついたコンセントを注文して、騒動は終了しました。
一人暮らしが始まって、一週間くらいは、こんな 小さな騒動が繰り返されましたが、その後は ぱったりと 長男から連絡が来なくなりました。
何の音沙汰も ありません。それは きっと 生活が 順調に まわり始めた証拠なのでしょう。でも、それは 親にとっては とても 寂しいことでも あります。
連絡があれば ストレスを抱え、連絡がなければ 寂しく感じる。親の勝手でしかないのでしょうが、それが 親心だと気づかされました。