新しい生活様式 | かりんとうのつれづれ日記

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日々のことを 思うままに 書いていきたい…と 思っています。

 首相が非常事態宣言を延長しました。専門家委員会が提言した「新しい生活様式」というものについて、他人事のように話す この国のトップに絶望感を抱きます。なぜ、この国の行先を自分の言葉で 語ろうとしないのか?この人は 何故 政治家を志したのか? いろんな想いが、私には あります。


 今回の件で、うまく 対応できることなんて、最初から期待していません。日本は、台湾や韓国のように、SARSMARSを経験していないのです。感染症の急激な拡大を経験している国のように、経験のない国が 対処できるはずなど ありません。今、日本は 貴重な経験を しているのです。これを「今後」に活かしていけば良いのです。


 今、私は テレビを見る気になれません。いたずらに危機感を煽るだけの司会者。感染症予防の専門家でもないのに、政府の批判だけを繰り返す芸能人。「◯◯ママ」と呼ばれている教育評論家も同罪です。


 今、マスメディアに求められているのは、不安に思う国民の感情を和らげること。危機感や不信感を煽ることではないのです。もちろん、不要な移動を繰り返す輩を批判するなと言っているのでは ありません。


 専門家委員会が、「三密」を避けた生活を提言しています。委員会は 医療関係者で構成されているのですから、それは当然だと思います。でも、政治家が 同じ言葉で語るというのは 違うと思うのです。


 「三密」を避けた生活。それは これまで人間が作り上げてきた生活を否定することです。批判を恐れず、極論を言えば、三密を避けた生活とは、原始時代に戻ることになるんじゃないか、と思うんです。それは 絶対に無理。ならば、どうするのか?


 現代は 密集し過ぎた状態で生活しているのです。それを都市文明という言葉で置き換えてもいいと思います。そこを変えていくのが政治の力。


 日本列島改造。地方創生。地方分権。道州制。様々な言葉で語られてきたのに、どうしても できなかった改革こそが、今、政治家によって語られるべきことではないでしょうか?


 今、私たちに必要なことは、日本全体が 20〜50万人くらいの単位で分散して生活をしていくように 社会を変えていくこと。省庁も企業の本社も地方に移転して人口の移動を促すことから始めてみるのはどうでしょうか。


 そのために、たくさんの高速道路や新幹線が必要なのであれば、建設国債をたくさん発行してでも 作ればいい。例え、将来 消費税が20% なったとしても、やってみる価値があると思います。少なくとも、これまでになかった産業が生まれ、新たな雇用が生み出されるはず。


 地価が安いところに行けば、ゆったりとした空間で生活することが可能。「三密」を最小限に留めることが可能です。それは少子化、人口減少 解決していくごとになるのかも しれません。そして、首都機能を分散していくことは、ずっと懸念されていた大地震などの自然災害対策にも つながっていきます。


 ただ、地方に人口を分散させるだけではなく、新たな都市のグランドデザインも必要。財政破綻を機に夕張で生まれた「都市のダウンサイジング」という考え方を取り入れていっても、面白いと思います。


 公共施設を中心部に集中させ、その周辺に住民が居住していくことは、都市機能を地方に移転させる上では 効率的なんだと思います。


 感染症拡大という危機を乗り切るために、この国のグランドデザインを提示し、これまで解決できなかった問題を 解決する。危機を 浮揚のチャンスに 変える絶好の機会のはず。


 この危機を乗り切れば、幸福な社会が作られる。そんなイメージを与えて、リードしていくのが 政治家であり、マスメディアの役割だと思います。