私の好きな番組の一つである「プロフェッショナル」。先日の放送は、革製品修復職人の方を 取り上げていました。
夢がないことが悩み…と言っていた女の子が、高校生になっても 打ち込むことが見つからない、と さまよっていました。高校卒業後も 職を転々。状況は 変わりませんでした。
そして、革製品の修復会社の受付の仕事に 就きます。そこでも やりがいを 感じることができなかったのですが、革製品の修復を 出来上がりを受け取る 客が、がっかりする表情をたくさん見ていくようになります。
これが、職人を目指すきっかけとなります。しかし、現実には うまく 修復することは できませんし、客の信用を得られません。また、仕事を やめよう…という気持ちが 湧き上がってきます。
しかし、この時 初めて 「自分に負けたくない」という気持ちになることが できたそうです。そして、商品(革製品)を 徹底的に 研究したり、ハケの使い方を学ぶため、自費でイタリア・フランスの職人のもとに 通ったります。また、同じハケを使う漆職人に 学ぶため、休日に 片道何時間もかかるところを 何度も 通ったりしていきます。
この職業を 好きになる努力をしてみようと思ったそうです。そうすれば 「自分は好きな仕事で働いているよ」と言えると思って。せっかくやるなら、好きな仕事で泣きたいし、笑いたい。
難しい仕事の依頼を 目の前にして、迷ったら 必ずやることに 決めているそうです。以前のように もう逃げない ために。
自分には 何もない訳ではなかった。自分の可能性に向き合う勇気がなかっただけ。振り返って、以前の自分のことを そう思うそうです。
「自分のやりたいことが 見つからない。」
そう思う高校生の方が 多いんじゃないのかな。私は そう思います。その一方で、やりたい仕事がないといけない。そう思い込んでいる高校生も 多いと思います。今の高校の進路指導では、そうなってしまいます。
でも。ちょっと違う。と 私は 思います。とりあえず、大学に入って、興味のある勉強をしてみたり、アルバイトをしてみたり。そんな中から 自分に向いていることが 見えてくることも あるはず。
アルバイトをしてみると、どんな仕事にも 面白さが あることに 気づくことも あるでしょう。
向き不向きよりも、前向き。
そんな気持ちで 何事にも 取り組めば、きっと 何かが 見えてくるはず。
息子よ。父は そう思うぞ。