そのロアッソ熊本が、リーグ復帰後5戦目で初勝利を あげました。マスコミは、その喜びを 大きくとりあげました。
待ちに待った リーグ復帰後の初勝利。うれしさの反面、釈然としない感情が 私には あります。何故、震災が 起こったにも 関わらず、Jリーグは 一時中断の決定を しなかったのか?
東日本大震災が起こったのは、Jリーグ開幕の前日。Jリーグは すぐに 開幕の延期を決定。鹿島・仙台・水戸の ホーム・スタジアムが 使用できないことを 理由に、約40日の中断。
しかし、熊本地震が起こっても Jリーグは 一時中断を 決定しませんでした。
ロアッソ熊本は、開幕ダッシュに成功。一時は首位に たちます。その後、敗戦を 重ねるものの、地震が起こった時点で、2位の町田との勝ち点差は「3」、首位C大阪との勝ち点差は「5」。J1昇格を 視野に入れた好位置。
にも関わらず、J2では ロアッソ熊本の試合だけが 延期されていきます。不平等を 感じるのは 私だけでしょうか?
実際、好調だったロアッソ熊本は、地震をきっかけに 失速していきます。
4月14日・16日の震度7の地震が発生。2週間ほど経って ようやく 練習を再開。そして、5月15日に復帰。6月8日に初勝利。リーグに復帰して、復調するのに 約3週間を 要したことに なります。
地震が 起こらなければ、今頃 熊本は J1昇格を 視野に入れて 盛り上がっていたかも しれません。
もし、これから先、ロアッソ熊本が 勝ち点を あげられず、J3に 降格したら、Jリーグは 何と言うのでしょうか? 地震が 起こって 運が悪かった… では 済まないと思います。
地方のクラブが、下位リーグとはいえ J2まで 上がっていくのに、どれだけの人が、どれだけの努力を、どれだけの苦労を したのか。Jリーグは、本当に 分かっているのでしょうか?
地方に住んでいると、こんな時に 中央の 地方に対する「横暴さ」を 感じます。
中央から 被害が見えやすかった 東日本大震災の時には 一時中断を 決定し、中央から 被害が見えにくい 熊本地震では 一時中断を 決定しない…。私は 納得が いかないのです。
多数決って 民主的に見えますが、必ずしも そうとは 限りません。多数(中央)の都合に 少数(地方)が 合わせる。それって、民主的ですか?
少数意見の尊重。それが 民主主義の基本では ないでしょうか?