電影少女[ビデオガール]
週刊少年ジャンプにて1989~連載スタート
桂正和先生がリアリティを追求して描いた本格恋愛作品です
恋に奥手な主人公[弄内洋太]彼は同級生の[早川もえみ]に恋をしていた
親友の[新舞貴志]に協力してもらい[もえみ]をデートに誘う決意をするのだが…
意を決してもえみをデートに誘う洋太だったが…
もえみは洋太の親友の新舞貴志に恋心を抱いていたのだ
自分の気持ちを抑えてバカ正直に二人を応援してしまう洋太
そんな彼の前にピュアな心を持つ者しか見る事の出来ないレンタルビデオショップ[GOKURAKU]が現れた
洋太とあいちゃんの出会いが始まる
GOKURAKUのビデオガールたちはピュアな人間の傷ついた心を癒やすのが使命である
だが洋太は壊れたビデオデッキで再生してしまったため…
本来の性格とは真逆のあいちゃんが姿を表してしまう(今にも林原さんの声が聞こえてきそうである)
そして洋太との暮らしの中でビデオガールが本来持ち合わせてはいけない愛の感情が芽生えてしまうのだ…
あいは洋太を愛してしまうのだ。だがビデオガールの掟に従いあいは自分の感情を抑え洋太の一番の幸せを願う…
リアルタイムで読んでいた小学生の時は意味がわかりませんでしたが大人になって読み返すと作品の深さに感動します。
女性のしぐさから
表情
感情表現
心理描写がことごとく胸に響きます
少年誌としては際どいシーンが多めですが男女の間ではごくごく当たり前の事です。
いやらしいと思う方がいやらしい。
僕の中で現在までの少年ジャンプで電影少女を越える作品は未だありません。是非手に取ってより多く方に読んでいただきたい名作です。
初版コミックは状態の良い物を確保するのが難しいので愛蔵版がオススメですが作品の本質を知りたい方は編集なしの初版をオススメします。
これで桂正和先生の電影少女以降のジャンプ作品の紹介が終わりました
次はウィングマンデビューでもしようかな
今度は桂先生の歴代可愛い女の子ランキングでもやりたいものです
電影少女 単行本全15巻
愛蔵版文庫本それぞれ全8巻