はちのマニアックワンダーランド

はちのマニアックワンダーランド

読んだ本や音楽の話、マイナーすぎて場合によっちゃついていけないような記事も書きます。

Amebaでブログを始めよう!
もうすぐ、善通寺出張です。
しあさってから三日間。
善通寺に行くのは初めてやけど、相変わらずどこ行くのも有り得ないくらい遠いので、またしても準備が大変。
今回は比較的短い移動時間やけど、それでも三時間半汽車の旅。
岡山から東京まで行ける時間なのにさ。

と、なるとその時間をいかに活用するかがとても大事。
2ヶ月前の山梨旅行は、沢木耕太郎の「深夜特急」全巻持ち込みで挑んだ。
何せ十時間かかるからね、四国の端から…。
ただ荷物がアホみたいに重たくなるから今回はモンハン入れて、本減らし気味で挑もうかなと。
今日はモンハンしすぎて、全く本読めてません(泣)
時間が足りない(泣)



Android携帯からの投稿
国語の教科書に出てたちょっと好きな話  ブログネタ:国語の教科書に出てたちょっと好きな話  参加中
本文はここから





宮沢賢治の「やまなし」がシュールで好きだった。
あと、小学校六年かな?「赤い実はじけた」は。
思春期の入口で、みんな恋のまねごとみたいなことをしていた頃。
ああいう話は冷やかしの対象になったことを覚えている。

中学校はあんまりそういう作品はなかった。

高校生でやった「山月記」は文庫買った。
あれはくされ文学少年にはとんでもないインパクトやった。
中島敦の作品は文体がとんでもなく良いから、この年になっても読み返してる。
あとは、「こころ」ね。
もちろん抜粋やけど、あれもすぐ買った。
「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」という台詞が流行った(笑)

最近はいわゆる名作が殆ど教科書に載ってないらしいけど、勿体なさすぎ。
教科書は最高の文学案内なのに。
初めて坂の上の雲を読んだのは就職一年目の冬。
名古屋市藤が丘の駅前で買ったことがきっかけ。
司馬遼太郎作品は殆ど読んだことがなかったし、文庫版で全八巻と言うのはなかなか手が出しにくい。
けれど、読んだ。
秋山兄弟も、正岡子規も、俺と同じ松山出身。
子規に関して言えば小学校の自由研究で取り上げたこともある。
秋山兄弟は恥ずかしい話、二十歳になるまで知らなかった。
地元に銅像あるのに。
知った理由は当時好きやった人に教えてもらったことなんやけど、それはまた別の話。

ドラマはDVD買ったし、もうすぐ第三部の放送も始まるので、この機会に再読。
長いと思う人は、子規の死まででもいいと思う。
でも出来ることなら、旅順攻略戦や奉天会戦、そして最後まで読んでほしい。
決して戦争を賛美するわけではないし、明治は今よりすばらしいと言うわけではないが、国を守るために戦った人がいたことを知っておくべき。
ドラマ版やけど、真之のセリフで好きなのが「目指すは、全員生還です」というもの。
後世の特攻思想とは真逆なんだよね。

子規という人についてもいろいろ思うことがあるので、またそれはいずれか。
この人ほど不幸なのに、自分を不幸と思わなかった人も珍しいのではないだろうか。




Android携帯からの投稿