尊敬するわが子へ
実は
2月入ってから
奥さんである
えりちゃん
妊娠疑惑が浮上して
11日に
“うまれる”って言う映画の後
大切な仲間の誕生会
みんながいる前で
妊娠検査やっちゃいました。
ドキドキ
ワクワクの結果は・・・
なんと陽性!!!!
ついにお父さんか~
実感ないけど
とにかく嬉しい(>_<)
そんな感じ(笑)
そして
すぐに産婦人科で見てもらおう!!
ということで
ちょうど14日えりちゃんが
午後からお仕事休みだったため
行ってきました。
ちゃんと妊娠してるよね?
間違いやないよね?
あるかないかの二択でしたが
先生から出た言葉は
それとはまた違った答えでした。
『子宮内に胎嚢(赤ちゃんが入る袋)が見えません』
『子宮外妊娠の可能性が一番高いです』
???????
あるかないかの二択の僕らに
予想だにしないその言葉。
僕らは耳を疑いました。
子宮外妊娠って
言葉は聞いたことがあるけれど
実際どんな感じなのか
知らずにいた僕にとって
その後のことを聞くのは
正直辛かった。
もしも子宮外だったら
赤ちゃんがはじける前に
取り出さないといけない。
ということは
赤ちゃんはあきらめないといけない
ほんとにどうしていいかわからなかった。
パニックの中
冷静さを保とうとするも
隣で涙を流すえりちゃんを見るのが
とにかくつらかった。
少し落ち着いてから
先生の言葉をもう一度確かめる。
今のところ
すべてが曖昧で
子宮外妊娠の可能性が6割
ただ検査が早すぎて
胎嚢が見えないだけなのが2割
ちゃんと妊娠はしたけれど
初期の初期の段階で
流産したのが2割
まだ様子を見てみないと何とも・・・
ただ
子宮外妊娠だった可能性を考えると
すぐにでも入院することをお勧めします。
そんな感じで言われ
入院を前提に
えりちゃんの職場の上司に
相談することにした。
そこからいろいろ
話をした
えりちゃんと一緒に
えりちゃんのお母さんと一緒に
いろいろ
話をした。
最初のうちは
不安ばっかりだったけど
自分でもわからないけど
ある瞬間
僕の中で何かが変わった。
子どもは
親を自分で決めているって
よく聞くことです。
そして
自分の人生も
知って選んで
うまれてくるって。
そのことは
頭で理解していて
多分そうなんだろうな。
そうだったら素敵だな
ってくらいだったけど
不思議とこれが
確信に変わったんです。
その変化が
自分を慰めるためのものだったのか
なんなのかは
わからないけど
そこからは
感謝しかなくなった。
自分の命を掛けてまで
僕ら二人の為に
こうやって
役目を果たしに来てくれた。
なんてすごい子なんだろう。
有難い
ただただ有難い。
入院2日目も
3日目も
何の変化もないまま。
もどかしい気持ちもあるけれど
どんな結果になろうと
受け入れきれる
気がしていた。
そして今日
仕事中
きっと検査結果の
連絡があるだろう
そう思って
携帯電話を気にしていた
11時ごろ
着信が入って
あわててとると
受話器の向こうで
えりちゃんの涙をすする音。
一瞬で
答えを悟った。
初期段階の流産。
えりちゃんが心配で
すぐに病院へ駆けつけた。
残念ながら
流産は確定で
子宮の掃除をいつするかを尋ねられる。
二人で話し合って
今日中にすると伝えたら
その1時間後に
手術開始。
そして今
無事に手術も終わり
えりちゃんの寝顔を見届け
かえって来ました。
今回僕らが経験したことは
本当に大切なことでした。
命の尊さ
神秘
有難さ
子どもができることの意味
二人の愛の深さ
すべてにおいて
学ばせて頂きました。
赤ちゃんに逢うのが
少し伸びたけれど
でも大丈夫
きっときっと
命は次に
繋がっている。
今もこんな僕らを
どこかでそっと
優しく見てくれている。
きっときっと
大丈夫。
ありがとう
愛しています。
大切な大切な
尊敬する
わが子へ。
ブログに書くべきことではないかもしれないけれど
なぜか無性に残しておきたくて
とにかく浮かんだままを
書いたので
?
な部分もあるかと思いますが
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。