区のがん検診のため、1年8か月ぶりにキネマを受診しました。

何も変わっておらず、通院していた日々が昨日のことのように感じました。

先生に「お久しぶりですね。授乳まだしていますか?凍結胚移植は断乳後に考えましょうね」と言われました。更新手続きをしているので、先生も2人目治療も前提で話してくれました。

不妊治療は大変なことも多いですが、クリニックでの長い待ち時間は、ゆっくり本を読んだりできる時間で苦痛ではなく、先生方もみんな丁寧で優しいので、通院自体にストレスはありませんでした。

そのため、二人目治療もかなり前向きな気持ちでいました。

しかし久しぶりに診察を受け、内診や処置の不快感、出産の恐怖を思い出し、なんだかブルーになりました。

待ち時間も、保育園お迎えの時間があるので、以前のようにのんびりした気分ではいられません。

仕事と育児と治療の両立できるのか。

もう一人子どもが欲しいし、冷たいところで待っていてくれる卵たちを迎えに行きたい気持ちも強くありますが、治療再開には覚悟がいるなあと感じた久しぶりの診察でした。

なんて言いつつ、翌日にはやっぱり凍結胚があるのに治療しない選択肢は私にはないなと思い、嫌なことは案外忘れるようです。