*過去の治療のことを記録として書いています。


初診(2012年10月)は男性の院長先生でした。その時はまだ結婚して1年ちょっと、20代ということもあり、ほかの何よりも優先して治療に取り組もうという気持ちではなく、問題があるなら早めに知って、対処していこうと思っての受診でした。


問診と診察の後、一通りの検査について説明され、次回は○日後に来て下さいといきなりの日にち指定に、「その日はちょっと仕事休めないので…、土曜日ではだめでしょうか?」と答えました。すると、「不妊治療は、そういうの無理だから」と明らかにイラッとした感じで言われました。


私もある程度、治療の流れなど調べてはいたので、週末のみ通院とかが無理なことはわかっていました。私の希望としては、「通常1~2か月でする検査を、半年とか時間がかかっていいので、まずは検査のタイミングと仕事の都合がつけられる日が合うときに検査を進めていきたい」というものでした。そのときは、仕事に支障のない範囲でできることをしたいと思っていたのです。しかし、先生の一方的な日にち指定と、イラッとした表情に、そういう希望を言い出せず、言葉に詰まってしまうと、またまた一方的に、「じゃあ、これから年末にかけて忙しいでしょうから、年明けから始めましょう。では、そういうことで」と言われました。特に年末が忙しくて、年明けに落ち着く仕事でもなかったのですが、早く切り上げたい先生の雰囲気に、「わかりました」と言ってしまいました。


きちんと自分の考えを伝えられなかった私も悪いのですが、院長先生の印象は最悪で、別のクリニックに行こうかと迷いました。しかし、仕事も忙しく、別のクリニックを探して予約するのも面倒で、ほかの先生もいることだし、もう少し通ってみて判断することにしました。


結局、その後もそのクリニックに通い続けて、院長先生は、嫌な先生という印象のままではなく、治療の説明や処置はとても丁寧にしてくださる先生でした。先生としては、当たり前なのかもしれませんが、ベストな日程で治療していくことを、仕事との両立よりも重視されているのだろうと思います。