シンガポール在住の友人から聞いて初めて知った「プラナカン」という言葉。

欧米の統治下のマレーシア周辺に住んでいた中華系移民たちの子孫が作り上げた独特な文化だそうです。

何年か前に見かけてずっと欲しかったエメラルドグリーンやピンクの模様の中国の食器。景徳鎮と思ってずっと探していたのですがまったく巡りあえず…友人を通して初めてそれが「プラナカン」のために景徳鎮で作られて輸出されていたものだと知ることができました。

シンガポールの「カトン」というエリアにプラナカン文化が残っていると聞いて行ってみました!

カトンの町の中心部にあるモールI12 Katong。
住所が112 Katongらしく、日本のガイドブックにはモールの名前もそう書いてあるのですが、タクシードライバーが「アイ・ワン・トゥなんだよ」と教えてくれました。数字の1ではなくアルファベットのI。I want youとかけてるらしい。よく見るとサインもそうなってる。


ここからてくてく歩いて行って、クーン・セン通りにはカラフルなプラナカンスタイルの家が並んでいます。


反対側はもっとカラフル。


まとまった家並みが見られるのは残念ながらここだけの様子。

そしてこの通りには日本人観光客がたくさん!
日 欧米人は一人。日本人がぐっとくる感じなのかしら?

町を歩いているとプラナカンのタイルなどがところどころに見られます。


カトンのショップでもプラナカンの食器を売っていたのだけど、ちょっとお高くて買い渋り。

どうしようかなぁ…

でもせっかくここまで来たのに…

またシンガポールに来る機会があるかどうか謎だし…

と炎天下の厳しい日差しの中で悩んでいたのでした。

続く。