最近のマイブームはムガール帝国です。


同僚に借りたこの本にすっかり魅了されてしまいました。

The Twentieth Wife
Indu Sundaresan


主人公はペルシャから亡命してきた貴族の娘で、その美しさと機転のよさで後のジャハンギール帝をとりこにしてしまうメルニーサ。


紆余曲折を経て、30歳を過ぎてからバツイチこぶつきでようやくジャハンギール帝のお后様になるまでのお話です。


華やかな後宮の様子や、美しい情景描写にすっかり現を抜かされて、続編を買ってみました。


The Feast of Roses
Indu Sundaresan


こちらは王妃となった後のお話だそうです。

彼女の姪で、後にタージ・マハルを贈られることになる次の皇帝の寵姫も登場するようです。


フィクションとはいえ、かなり歴史的事実に基づいた内容なので引き込まれます。


歴史の教科書には出てこない裏の話ほどおもしろいものはありません。