セブに行ってきました。

夏や太陽の嫌いな私なのに、ここしばらく南国リゾートばかり行っています。
子供が小さいのでフライト時間がなるべく短くて、現地でもあまり動かないところ、となると、アジアのリゾートなのかな。街だとやはり色々見て回るので移動が疲れるし、暑いとムスメもかわいそうだから。

でももうあまり選択肢がないのよね。
で、今回もどうしようかなあ、と思った時に友達がセブに行っていたなと思い出して、調べてみたら割と近いではないの。フライト時間4-5時間とは意外。

じゃあ行ってみようか、ということで行ってきました。

出発はGWの出国ピークを過ぎた5日。
空港もフライトも空いてそうで良かったのだけど、空港について唖然。
出発案内のボードに出発時刻「未定」の文字。
チェックインカウンターも異常にガラガラ。

恐る恐る聞いてみると、機材の故障で現地から日本への便が飛んでおらず、午後2時半出発予定が早くとも午後7時以降になるんだって。

ショック・・・・ううっ・・・

首都高乗った後にデジカメを家に置いてきたことに気がつき、

ショック。「成田で新しいの買う」
怒。「買ったばかりじゃないか」

と、慌てて家まで引き返して車を飛ばして来た意味も、

ショック。「だってあなたがバックパックに入れるって言ったでしょ?!」
怒。「いや、僕のバックパックはいっぱいだから入らないよ、って言ったんだよ」
ショック。「なんでそんな回りくどいものの言い方するのよッむかっ

と夫が私に責められた意味も全くありませんでした。

とりあえずチェックインをして、一人1500円のお食事券をもらって時間をつぶすことに。

ここで夫のゴネその一。
「ラウンジを使わせろ」。

チェックインカウンターのお姉さんは「他にもお子様連れのお客様はいらっしゃいますが、皆様お食事券だけで対応頂いておりますので・・・」とお断りモード。今回はビジネスクラスでもないし、いつも使わないエアラインだし、アライアンス提携もなし。チェックインカウンターもJALの社員が請負いでやっているのでした。

そりゃあそうよね、と私は納得してしまうのだけど、ゴーマニズム全開の夫は「エアラインのマネージャーと話させてください」と。

ああ、やだやだ汗
始まったよ。
夫はクレームつけたりごねたりするのが大好きだ。
でも聞かされるほうはたまったもんじゃない。
私はトイレトイレでも行ってこよー。

どうだったかな、と思って戻ってきたら、
「飛行機が現地を飛んだらラウンジを使って良い」だって。

乗るはずの機材はまだフィリピンにいて、現地で故障の原因究明中。
早ければ3時半~4時ごろに飛ぶので、その後だったらラウンジが使えるという話なのでした。

ということでパスポートコントロールを通らずに待つことになりました。
ほんと、ごね得だよねー。。。
いや、いや、この才能はすばらしいですよ。

で、空港内のショップを見たり、ゆっくりランチを食べていたところ、アナウンスが。

「○○○便セブ行きのお客様にはホテルのデイユースをご案内しておりますので、チェックインカウンターまでお越しください」

と。

行ってみると飛行機の故障は直らないので、マニラからセブに別の機材を飛ばしている所。それが日本に来るので、多分私たちの出発は夜9時ごろになるという説明がありました。一度ホテルへチェックインして、さらに夕食もサービスで出るそうです。

一度預けたスーツケースを持って、シャトルバスで近くのホテル日航成田へ。
いつ寝てしまっても良いように、ムスメをお風呂に入れて、パジャマに着替えさせてしまいました。

いずれにしてもGWの出国ピーク時ではなく、日本の空港で、JALが業務委託先で良かったな、と思ったのでした。
(夫はANAが委託先だったらもっと良かったはずだ、とまたごねてたけど・・・・)

ホテルに行ったは良いけれど、結局ゆっくり休む間もなく、慌しく空港に舞い戻り~&再びチェックイン。

とここで夫が再び「ラウンジ使っていいんですよね?」と。

イヤイヤ、ホテルのデイユースと昼夜2食頂いてもう十分でしょ、と私は思ったんですけどね。

案の定対応してくれた係員はお断りモードだったんだけど、
夫は「さっきマネージャーにOKもらった」と言って引かない。

結局マネージャーに確認してくれて、
「対応させていただきます。ただ他にもお子様連れの方いらっしゃいますので、くれぐれも内密に・・・」
と言ってインビテーションを書いてもらいました。

この夫のゴーマニズムは隣にいると、非常に恥ずかしい。
これはまねしようと思ったって出来るものではない、生まれ持った傲慢さだと思う。

結局JALのビジネスラウンジでのんびりさせて頂いて、9時過ぎに搭乗。
セブに着いたのは夜中の1時(日本時間2時)頃でした・・・

カレンティーノは興奮してしまって、飛行機の中でも眠りが浅く、結局明方3時半まで寝てくれませんでした。

あー、長い一日だったはぁ~

そして夫のごね得はまだ続きます。