到着して2日目の晩、友人たちは早めに帰ってしまったので、空港まで一緒に行ってその足でレンタカーを借りることに。
ソウルと違って済州島は韓国語がわからないと、いちいち大変。
レンタカーの予約すら出来なかった私たち。
友人がいて本当に助かった!
ソウルと違って済州島は交通量が少ないから運転はとっても快適。
しかも信号が殆どないし、道路もかなりきれいなので、絶対にレンタカーをお勧め!
Hyundaiの小型セダンを借りたけれど、保険も含めて3日で16000円くらいでした。
公共の交通機関はバスくらいしかないから、慣れないと乗れないし不便。
タクシーだって安いとはいえ、毎日チャーターしてられないでしょ。
5000ウォン(約500円)でナビゲーションもつけられる。
何せオール・ハングルなので、はじめは「どうする?いる?」とか言ってたんだけど、友人が帰る前に丁寧にトレーニングをしてくれたので、なんとか目的地と電話番号の入力方法をマスター。
でもナビを付けて大正解!さすがにホテルの周辺は1本道で簡単だけど、市内はソウルと変わらないくらいの繁華街だったので、ナビがないとかなり迷うところだった。
それにしても、韓国のナビはミニミニサイズ。
結構見にくいのよ。
そしてびっくりしたのが、スピードメーターのモニター。
韓国は運転が乱暴だから、少しでも緩和するためか至るところにスピードメーターを設置している。
そして、ナビがそれをいちいち教えてくれるの。
しかも、スピードオーバーしていると警告音がなるんだよ!
そういえば運転中は英語放送のアリランラジオ(FM88.1かFM88.7)を聞いていたんだけど、現地滞在の外国人がなぜ韓国人の運転マナーが悪いのかを分析していた。
彼曰く、韓国では1980年代にはタクシー10台に自家用車1台くらいしかなかったのに、その後急速に自家用車が普及した。一般人に車文化が入ってまだ20-30年しか経っていないのが一つ。
また、韓国人は日ごろ、仕事や家族では目上の人に気を遣うことが多く、フラストレーションがたまっている。
そんなわけで、もともと運転の歴史が浅いためマナーどころではないのと、抑圧された日常生活から解き放たれた開放感で運転が荒くなるんだって。
多分殆どの韓国人は賛同しないだろうけど。
スーパーマーケット好きの私たちは、海外で必ずスーパーにいく。
済州島にはイーマートとロッテマートというのが大手スーパー。
空港から近い旧済州のイーマートに向かってみる。
夜の9時ごろだったけれど、イーマートはとっても活気にあふれてる。
食料品、衣類、生活雑貨と3フロアあったけれど、私たちは主に食料品売り場をうろうろ。
滞在中の水、ジュース、お菓子に加えて、お土産の海苔とか済州島名物のオレンジチョコレートを買ったりした。
そうそう。
韓国ではスーパーもコンビにも、徹底してレジ袋が有料。
買い物に行くときは、必ず大きめのバッグを持っていかないととっても損した気分になる。
日本もそうすればいいのにね~。
無駄なレジ袋を大量に配布しているよね。
そして、最近韓国ではかなりクレジットカードが普及したみたいで、大体どこのお店でも使える。
あまり現金を持ち歩かなくても良いっていうのも便利よね。
色々買い物をして満足したところで、そろそろ何か食べて帰ろうということに。
でもお昼が遅かったし、あまりヘビーなものは食べたくないなー・・・と思いながら、イーマートの近くをうろうろしてみたけど、明らかに焼肉やだったり、鍋やみたいなのばかり。
困ったことにハングルがわからないと、レストランも何屋さんがさっぱりわからないから、イラストとか写真で判断するしかないのよねー。
もう、面倒くさいからイーマートで適当に買って、ホテルで食べる?
っていうとき、奥まったところに地味なお店を発見。
何のお店かぜんぜんわからないけれど、のぞいてみると、色々メニューはありそう。
お店には感じの良い女性が一人。
時間も時間だし、とにかく営業してるか聞いてみると大丈夫そう。
少し英語がわかる人だったのでラッキー。
メニューはぜんぜん読めなかったけど、さっぱりしたものが良かったから冷麺を頼んでみた。
これがなかなか美味しかったのよ!
最近、緑色の麺を見かけるんだけど、なんの色?
冷麺は2つで1100ウォン(約1000円)。
ヨーロッパだと、夜レストランで食べるとヘビーで高いからついついスーパーで買ったもので朝晩を済ませることが多いけれど、アジアは安くて美味しいのが素敵。