こんにちは、マヤ暦アドバイザーの矢島裕基です。
マヤ暦を勉強しながら、自分の世界を少しずつ整えていく日々を送っています。
今日は、天文学の巨匠ヨハネス・ケプラーをマヤ暦から読み解いていきます。
ヨハネス・ケプラー
ケプラーはドイツ南西部ヴュルテンベルク公国のヴァイル・デル・シュタットという小さな町で育ちました。
画像出典:Wikimedia Commons
病弱だった幼少期、母に連れられて見た彗星の輝きや、
父と一緒に眺めた月食が、
後の人生を決定づけるほど強い印象を残したといいます。
まるで宇宙が先に彼へ声をかけていたかのようです。
学問の道に進んだケプラーは、名門トゥービンゲン大学で修士号を取得し、
そこで地動説を深く学びました。
当時は宗教改革後の混乱もあり、学問を選ぶにも勇気が求められた時代。
それでも彼は自分の信じる世界観に忠実でした。
その後オーストリアのグラーツで数学教師となり、
占星術の暦づくりで生計を立てながら独自の宇宙モデルを発表。
正多面体を使ったその理論は革新的で、若い学者の名を一気に広めました。
転機となったのは、プラハで皇帝付き天文学者ティコ・ブラーエと出会ったことです。
ティコの死後、彼の膨大な観測データを引き継ぎ、
火星の軌道を徹底的に解析したケプラーは、
惑星が楕円軌道を描くことを突き止めました。
この法則は、後のニュートンが万有引力を導くための土台になります。
Kin188
ケプラーはKin188です。
銀河の音は「音6」、太陽の紋章は「黄色い星」ウェイブスペルは「青い夜」です。
音6は自分のペースを貫きながら、物事を大胆に進める力に優れています。
ケプラーは、周囲に振り回されずに自分のペースで物事を深める特徴がありました。
発言として象徴的なのは、
彼が手紙の中で書いた「私は計算と観察にしか従わない」という言葉。
立場や偏見よりも、純粋な探究心を優先する姿勢がくっきり表れています。
黄色い星は美意識とプロ意識が融合し、完璧を目指す姿勢が魅力です。
ゆとりを意識することで、才能が自然に開花します。
法則を「調和」と呼び、宇宙の形を「神の幾何学」と表現したのは、
ただの科学者というより、芸術家のような美的感性の持ち主だったからでしょう。
完璧に整った世界を求める気質は、
初期の著作『宇宙の神秘』にもよく現れています。
太陽系を正多面体で説明しようとしたあのモデルは、
科学的には粗削りでも、美しさへの情熱があふれていました。
また、彼の頑固さは時に人間関係で摩擦も生みました。
周囲が妥協を求めても、
彼は美的にも論理的にも納得できないものは受け入れませんでした。
青い夜は目的達成に向けてマイペースを貫きます。
夢を追いながらも周囲に勇気を与え、理解者には惜しみなく尽くします。
ケプラーには、強烈な目的意識があります。
難問を前に寝食を忘れ、数字と星と対話するように研究を続けていた姿は、
多くの弟子や同僚が証言しています。
私生活をほとんど語らなかったため、周囲から誤解されることも多く、
母親の魔女裁判の際には「寡黙で内面が見えない人物」
と誤解されていた記録も残っています。
冷静に、マイペースで、深く集中して成果を出す。
美しい秩序を求め、完璧をめざして働く。
夢や目的のためなら静かに燃え続ける内面を持つ。
こうした気質が合わさることで、
生涯にわたって天文学の礎を築くほどの偉業を残したのだと感じます。
最後に
今回はヨハネス・ケプラーについて、
マヤ暦の視点からお話ししました。
感じたことや気づいたことがあれば、
ぜひコメントで聞かせてください。
では、また明日(@^^)/~~~
