異界都市カルコサとハリ湖 | クトゥルー神話外伝・君のポケットに届いた手紙・神酒のブログ♪

異界都市カルコサとハリ湖

ハスターが幽閉されているハリ湖。そしてその傍にある異界都市カルコサについては、
あまり多くの記録を見つけることはできませんでした。

カルコサは地球から約150光年程度離れたヒアデス星団の中の一等星アルデバランの付近にあり、
この都市から見る夜景には2つの月と、アルデバラン・ヒアデス星団が並んで見えるとされています。

異界の都市としてのカルコサが有名ですが、
あの忌まわしい戯曲「黄衣の王」の第2幕の内容からすると、
もしかしたらもうこの都市は廃墟になっているのかも知れません。

遠景から見るカルコサには高い建築物が立ち並んでいて、
そこでは多くの怪事件が起きていたという話が伝わっています。
住人については特別な分類はされていないので、
もしかしたらカルコサの住人とは『人間』だったとも推測されています。

そしてカルコサのすぐ傍に広がっている湖が、ハリ湖です。
ハリ湖の底には、あの有名な旧支配者ハスターがいます。

ハスターは果たしてハリ湖の底に幽閉されているのか、それとも安息所なのか。
この判断はそれぞれの物語の作者によってまちまちのようです。

でもハスターが旧き神との争いに敗れたという歴史が真実なら、
あたしは幽閉されたと考える方が自然かなと思っています。
(まあその割りには、何回も地球に来てるけどねo(;△;)o)

ハリ湖の周りには様々なクリーチャーや、ハスターの眷属たちが蠢いています。
間違ってもここで物思いに耽ようものなら、
あっという間にハスターの餌食になってしまうそうです。

ちなみにあたしの小説の「黒い海」は、ハリ湖からのイメージです。
(ハリ湖は、すでに砂漠と化しているという説もあります。)

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