唐津詣で | 日々之精進 - 中年JOGGERの独り言 -

唐津詣で

走らせる車が横揺れする程の春嵐をくぐり抜け、夫婦で唐津へ向かう。
早稲田佐賀に通う息子の授業参観と学級懇談会に出席するという大義名分はあるが、
結局はまた夫婦で唐津を楽しむのが一番の目的。
先週から続く訪問であり、またGW中には田舎の爺婆を連れて泊まりで訪れる予定である。
もはや「唐津詣で」の様相を呈してきた(笑

朝から催された後援会総会や寮報告会なんかにも真面目に出席した後に徐にクラスに向かうと、
窓側に座った息子が、神妙な顔つきで授業を受けている。
授業参観なのだから当たり前の事であるが、何となく可笑しくて、奥さんと二人笑ってしまう。

ふと目が合うと、息子はわざとらしく不愉快そうな顔をしてそっぽを向いた。
まあ、高校生なんてそんなお年頃だろうし、
母親のみならず親父までノコノコ学校に出て来たら、勘弁してくれよと思う気持ちも充分に解る。
オヤジはでかい身体を縮めて、目立たない様に見学した・・・つもりである

学級懇談会も終わって体育館を覗くと、運動部の生徒さん達が後片付けをしており、
その中には黙々と椅子を運ぶ息子の姿もあった。
部活をするためにGW前半は寮に残りたいと言い出した時はどうしようかと思ったが、
その真摯な姿にちょっと安心して、「まあ、頑張れ」と声だけ掛けて学校を後にした。

藤棚の見頃はどうであろうかと唐津城へと歩く。
$日々之精進 - 中年JOGGERの独り言 --唐津城藤1 $日々之精進 - 中年JOGGERの独り言 --唐津城藤2
七分咲き程度の下がり藤が芳香を漂わせて風に揺れていた。
爺婆が訪れる数日後には、さらに見頃になっているだろう。楽しみである。

藤棚の状況を確認して安堵した中年夫婦は、
本日のメインイベントであるレストラン「迎賓館」でのランチのため
旧唐津銀行までの道をテクテクと歩く。
$日々之精進 - 中年JOGGERの独り言 --旧唐津銀行2 $日々之精進 - 中年JOGGERの独り言 --旧唐津銀行
本来であれば、建物の内部や展示物をまず楽しむべきであろうが、
歩き疲れて、既に腹ペコ状態となっていた二人はまっしぐらにレストランに飛び込んだ。
ランチはお値段も手頃で、デザートに至るまで全てに美味しく、盛り付けも綺麗であったが、
飢餓状態に陥っていた夫婦は、出される皿を瞬く間に平らげ、写真を撮る暇もなかった(笑

$日々之精進 - 中年JOGGERの独り言 --時の太鼓
再び街を歩きながら川沿いの道に戻ると、「時の太鼓」のお侍さんが午後3時を告げていた。
さて、帰ってジムにでも行こうかと車に乗り込む。
だって、また4日後にはすぐ詣でに来るでのある。今日はこれ位で勘弁してやろう(笑

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