息子の死後、2週間でパートに戻り、
その日に職場で聞こえてきた「365日の紙飛行機」、一人で声を殺して泣いた。
良かった、事務所に誰もいなくて。
今まで歌詞を気にしたことがなかったけれど。
飛んで行っちゃったんだよねー。
息子の死はパートの誰も知らないことです。
何事もなかったように仕事をしていました。
仕事が終わり、自転車にまたがると現実に戻り
ずどーんと重たい気持ちになり、
自転車に乗りながら泣いていました。
1年位は「どうしていないの?会いたいよー」と言いながら
泣いて自転車のペダルを漕いでいました。
家から職場までの道に子供が通っていた幼稚園があるのです。
いつもあの小さかった頃を思い出さずには入れません。
ある日、泣きながら自転車をこぎ続けたら、横浜港まで行けるかな?(何時間かかるのでしょう?)
そのまま海へ、って考えました。
でも海ではなく、実家についていました。