地球上には、195の国がある。
その国々を結ぶのが外交と呼ばれる国家の相互関係だ。
数日前に近年でも極めて画期的な外交を行なった国がある。
それがロシアだ。
アメリカのシリアへの軍事介入を見事に止めた。
数週間前にオバマ大統領は、「いい加減な気持ちで軍事介入を決断したわけではない!」と強調していた。
そのオバマ大統領の決断を抑えたのが、ロシアのプーチン大統領だ。
ケリーがロシアからの提案のテーブルに着くことが決まってから、オバマは自分の意見を主張しなくなった。
全てをケリーに任せたのだ。
そのような柔軟な対応をとるオバマも大した人物だと思う。
ブッシュのように強硬すれば世論の反感を買うことは目に見えていたが、国際舞台で、一度決めた自分の意見を捨てることは中々出来ない。
自尊心が許さないからだ。
しかしオバマは、名を捨てて実を取ったわけだ。
それに軍事行動に賛成とか反対とかではなく、第三の道を提案したプーチン。
ロシアのプーチンとアメリカのオバマ。
近年では中々見られなかった見事な外交だったと思う。
これこそ、豊臣秀吉をはじめ、何人かの先賢たちがやっていた本物の外交だろう。
今回のロシアとアメリカの見事な外交で、我々日本人も多くの事が学べたはずだ。
それは国だけのことでなく、日常生活にも活かせるという意味で学べたと思う。
家庭でも、学校でも、仕事でも、地域でも、イエスかノーで議論している内は、平行線を辿るだけだ。
やはり、第三の道を見つけ、それが相互にとって得策だと思わせるような提案をしていくことが、これからの世の中には絶対に欠かせないと感じた一幕だった。
