皆さん、こんにちはニコニコ
ジミンさんの大切なソロアルバム
『FACE』について語ってみようかと思います。
個人の勝手な感想です。ご了承下さい。





『FACE』という意味は
“向き合う”という意味がありますね。
ジャケットには4つの波紋が広がっています。

もちろん、ジミンさんもジャケットの波紋の意味を聞かれてましたね水面に水滴が広がる姿が綺麗だと仰っていましたが、
では何故4つなのでしょうか?
自身に向き合う意味を含むのであれば人間にあって当然の感情、喜怒哀楽を表しているのでしょうか?もしかしたらその感情を表現したアルバムなのかもしれませんね。




収録トラックです。

01:Face-off

皆さん、この和訳を見て驚きませんでした?私は驚きました。

思った以上に暗い曲だったので(笑)





Face-offでは裏切られた事に対して

“これは僕のありきたりなストーリー”と歌っているのがなんとも切なくて未練や悲しみが伺えます。

アルバムトラックで一番最初の曲なので起承転結の“起”に当たる部分でしょうか。


僕のありきたりなストーリーを見せてあげる。と、まるで彼から許しが出たみたいに

『FACE』という物語に惹き込まれてしまいます。







……綺麗過ぎる…アッ、失礼しました(笑)


02:Interlude:Dive。

インタールード(interlude)とは間奏、または間奏曲を指します。

面白いのが“中断”も意味するんですよね。

音楽におけるインタールードは2つの主要な部分の間に挿入される短い部分を指す事を言い、主奏者が休止する部分の事を言います。


この曲でジミンさんは歌う事は無く、ただ微かに誰かが泣く声と遠い昔の出来事のように広がるコンサートの華やかな音、

そしてコップに注がれる水…私はこれはお酒なのかなぁ〜…なんて思いました。


次に繋がる為の間奏曲であれば

03はLike Crazyです。

Face-offにもありましたがキーワード的にお酒が出て来ます。

酒に溺れている状態なんでしょうね、

Face-offではやさぐれて、

Like Crazyではその姿に疑問を持ち始める。


Face-offの逆再生から始まるこの曲、FACEを語る上では深層心理に潜り込む為に無くてはならない彼の重要な間奏曲だと思えます。

三曲贅沢に使って表現するあたりがオシャレですよね。






03:Like Crazy 

メイントラックですね。

新しいのに何処か懐かしい。サウンドは80〜90年代のシンセサウンドを意識した曲調になっています。電子音楽と簡単には片付けられないのがやはり彼の歌声でしょう。

上手い、下手では無くて

“耳に残る”歌声。

クラブナンバーにしては何処か憂いを伴う大人の雰囲気。




この日本ジヌさんという方、主にK-popを主体に動画を作っている方で別にジミンペンでも無いんですね、だけどLike Crazyを聴きながら良い曲過ぎて震えたと動画内で仰っていて嬉しくなりました。


幅広くK-popを聴く方でもLike Crazyは目新しくて革命的なサウンドだったのが伺えます。


歌詞やMVは他に沢山考察されてる方がいらっしゃいますのでしません

(考察ブログでは無いので)


タイトルは和訳『今日、君に会えたら』という映画から取ったみたいですね。

私はあらすじだけ読んで観なかったです(笑)あまり好みの映画では無さそうだったので(笑)




お酒を飲んで寂しさを埋めてふと我に帰る。自分は何をしているんだろう…と。

Like Crazyは正に目が覚める瞬間を描いている様に思えますね。






04:Alone

目が覚めた先には独りという現実。目を逸らさず一つ一つ丁寧に受け止めている様な曲です。確か、ジミンさんのお父様がこの曲を聴いて悲しくなって泣いてしまったと仰っていましたね。

私達ジミンペンもこの曲は気軽には聴けませんよね(笑)

02〜04トラックまでが起承転結の“承”、クライマックスに向かうまでの物語でしょうかね。





05:Set Me Free Pt.2

物語のクライマックス起承転結の“転”にあたる部分でしょうか。







MVでもそうですが、ダンスをメインにした作品ですね、普通は振付けがあるナンバーでもMVでは映画の様なカットシーンが入ります。

(Like Crazy もそうでしたね)


しかしSet Me Free pt.2では全編ダンスシーンに拘って作っています。

なのに単調にはならず仕上がりはまるで一本の映画を見た様な満足感を得ます。





冒頭のダンサーの重なったこの振り付け。目元を隠し手を天に翳しまるで助けを求めるかのような振り付けが“苦悩”にも見えます。

映画というよりミュージカルに近いのかもしれませんね。芸術と呼ばれる物はみなストーリー性があり観た者を惹き込みます。


バンタンには幾つか“戦闘曲”があります。闘う、意志を貫く、そんな強い気持ちを歌った曲がありますが正にSet Me Free Pt.2はジミンさん自身の戦闘曲に思えます。



歌詞もとても素敵です。


“I never stop.f***all your oops”

俺は止まる事無く敵は皆ブッ潰す




Set Me Free Pt.2では“前に進む為に狂う、だから邪魔をする奴は皆ブッ潰す”と自分を鼓舞している様に見えます。しかし、完全に振り切れた訳では無い。痛みを抱えながらそれでも前に進む決意の曲。





まるで迷路の様な振り付け。

監獄の様な場所で渦を巻き中に入って行く…。

生きていれば悩みが尽きないのが人間。それを表現している様にも見えますよね。





衣装からチラッと見えるジミンさんのタトゥー

“NEVER MIND”

意味は“気にするな”ですよね、


これはスタイリストさんが粋な演出をしたなぁ…。と感激しました。

今ある苦悩に決着をつける。

また苦悩はやってくるかもしれない、

だけどそんな事は気にするな、

苦悩しながら自由を求めて前に進め。

そんな曲だからこそタトゥーが見える衣装を用意したのかなぁ…なんて考えたら胸熱ですよね





夜明けを連想させる青白い背景。生まれ変わりを暗示したかのような白い服。MV冒頭でも同じ様に背を向け立っていますが佇まいが柔らかいですよね。


この作品は振付師の方、映像演出の方、スタイリストの方作品に関わった全てのスタッフさん達がジミンさんが伝えたい事を理解して創り上げた作品だからこそ観た者がまるでミュージカル映画を観た感覚になってしまうんだと思います。


Set Me Free Pt.2は素敵なお写真が沢山あるので別枠でまた書きたいですね。

ただ、愛でるだけの記事としておねがい



06:Like Crazy 

(English Version)



有識者の方が和訳して動画を上げています。この和訳が一番好きです照れ


前回アコースティックバージョンの動画を貼りましたがこちらも引けを取りませんおねがい







07:Letter 

隠しトラックですね。

Dear.ARMYと副題が付いているジミンさんからアミに向けた大切な一曲。

タイトル通り手紙を受け取る感覚になります。とても丁寧に想いを綴り感謝と愛を歌っています。


“ありきたりだとは分かっているけど、

軽くなり過ぎない様に

この言葉を伝えるよ”


どんな時も謙虚で感謝の気持ちを忘れないジミンさんらしい詩です。


“もっと幸せになる事を願うよ”


互いに手を取り合い一緒に未来に行こうとそんな風に優しく伝えてくれているようで涙が出ます。今は入隊中ですが彼が入隊前にアミに伝えたかった想いが溢れています。


そして、隠しトラックにした事。

全曲合わせて7曲になります。7という数字は私達アミでも幸せになる数字ですね。

『FACE』という物語のエンディングを飾るにあたって最高の“結”ですね。


私達がジミンさん伝えたい事は

どうか心配しないで、

貴方が帰って来るまで待っているから。

どうか健康には気をつけて、

どんな姿でも貴方が無事に帰って来てくれたら私達はそれだけで幸せだから。


と、全ジミンペンが想っている事だと思いますおねがいいつかFACEというアルバムについて語ってみたいなぁなんて思ってたので楽しかったです照れ


ここまでお付き合い頂きありがとうございましたキラキラ