石のすき間から生えている雑草のツルマンネングサ(蔓万年草)を見つけると生命力を感じます。
花の色は黄色、葉は黄緑色、茎はツル性で地を這うように横に広がるツルマンネングサはマンネングサ(万年草)の仲間です。
マンネングサ(万年草)という名前は、乾燥に強くてなかなか枯れず一年中緑の葉っぱを絶やさないことが由来し暑さ、寒さ、乾燥に強い植物です。
つる性の茎にとがった葉が三枚輪生し乾燥した道端でも生育し、繁殖力が旺盛で、節目が地面に接しているとそこから発根し地面をとらえながら地を這うようにしてつぎつぎと殖えていきます。
春は冬越した芽が成長し、花を咲かせ、茎が伸びます。秋から冬には葉が枯れ落ち、
根元にできた新芽の形で冬越します。
人に踏まれても、強風、大雨、雪、乾燥でも繁殖できる図々しいは見習いたいと思います。