よく売れている本ということで気になったので購入。
でも、よくよく思い出してみれば、内田樹氏は私が高校生の頃お世話になった思想家さんでした。もちろん、お会いしたことはありません。が、彼の文章は授業や試験で幾度となく拝読しました。
街場のメディア論 (光文社新書)/内田 樹
¥777
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筆者が神戸女学院で行った、メディアの世界でキャリアを積みたい子たちのための講義がベースになって書かれていました。
最初は、キャリア論らしく、「働くってどういうことか」ということを一通り語り、近年著しい「マスメディアの凋落とその影響」、そして「出版業界の状況と著作権」に話が移り、さらにより根源的な話である「贈与経済」について触れた後、「これからのメディアについて」が語られます。

働くことは何かに関しての主張や、マスメディアがなぜダメになった理由などはすごく読んでいて面白かったです。自分が物を書いたり、見聞きしたりするときの、参考になりました。
そして、著作権に関する話は、個人的には「ちょっとイイ話」でした。原点回帰というか、本って何のための物だったか、著作物って何だったかをきちんと考え直す機会になって、よかったです。ジョージ・A・ロメロの話を読んだときは、神谷さんが「続編を作りたいと思っても、権利がないから。」と仰っていたのを思い出して、ほんのり切なくなりました。
ちょっと理解しにくかったのは、著名な社会学者の論を引用しながら、著者は社会の仕組みの根本にあるものは「交換」と「反対給付義務」であるという部分。その最も本質的な形態が「沈黙交易」であり、そこで交換されるものは「よくわからないもの」であるという主張がちょっとわかりにくかったです。
そこで、筆者のサイト を覗いてみたところ、

交換というのは「私が欲しい物を君が余らせている。君が欲しいものは私が余らせている。おや、ラッキー。じゃあ、交換しましょう」というかたちで始まるものではない。

そういうのは「欲望の二重の一致」と言って、「ありえないこと」なのである。

交換においては交換される物品の有用性に着目すると交換の意味が分からなくなる。

交換の目的は「交換すること」それ自体である。

とあり、ようやく意味が解りました。
私は、沈黙交易の説明の部分で「特産物」という言葉を用いられたことで、とても混乱しちゃったんですよねぇ。「特産物」が「よくわからないもの」ってどういうことなのかって。
筆者が文中で言っている「沈黙交易」は、そういうものじゃなかったと上の文章を読んでやっと気が付きました。
それにしても・・・定義だけとはいえ、紛らわしい表現はやめてほしいです。

さて。全体としては、メディア全体に適用されている市場原理の穴を突き、「元はどうだったのか」「大切なものが何だったのか」思い起こさせてくれる一冊でした。
なるほどと考えさせられることもたくさんありました。しかし、筆者も触れていますがが、ちょっと理想主義的な部分が見え隠れしている部分もありますので、鵜呑みにすると火傷しそうだなぁというのが率直な感想です。
ただ、こういうことは、しっかり知っておいた方がいいことですので、読んでよかったです。
言うまでもないことですが、話題沸騰の一冊。NHKの「ハーバード白熱教室」がすごく面白かったので気になっていたんです。
ただ、あまりにも内容が濃いので、読んだ分片っ端からレビューしていきたいと思います。

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学/マイケル・サンデル
¥2,415
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第一章 正しいことをする
近年、アメリカで話題になった事例や架空の物語を挙げて「正しいこと」、つまり「「正義」とはどういうことか」という鋭い問題提起をしています。
著者によると「正義」を考えるには、幸福と自由と美徳という三つのアプローチがあります。そして、「正義」が議論の対象となる時とは世の中に大事件が起こった時であり、それらの定義、衝突したときの処理の仕方が問われることになります。
また、一章後半では、それらの要素を考えるうえで基礎となる、道徳的推論とは何かということに重点を置いています。
道徳的に確かな答えというものはありません。しかし、難問にぶつかったときの戸惑いの原因や自分の信じる原則について考えることで、その一定の正当化を図ることが出来ます。

ここを纏めるだけでもすっごい時間かかりました。難しいです。骨があります。正直に言って、正しくまとめられたかもちょっと自信ないです。
でも、楽しいです。こういう話は嫌いじゃないので。
それにしても、「この本を通して著者が最も言いたいことだと言われていること(正義に関しては答えなんてない。何らかの絶対的な信条を定めるのではなく、考えることが一番大切。)」が早速出てきたような気がします。
二章以降の展開が楽しみです♪
ブログに、初めてコメント頂いたんです!
まず、コメントが頂けたこと、これ自体がものすっごく嬉しかったです!

それから、コメントを拝見したのですが……。
何だか香ばしい印象が強いコメントでした。
本文は消しちゃったので晒せません。ごめんなさい。とりあえず、怪しいと思った点を挙げます。

まず、お名前がURLであること。
間違えるなんてことそうそうないし、コメントの本文で名乗られている方だったので、隠す必要もないのに、何だか変じゃないかと思ったんです。

それから、「ペタありがとうございます!」という言葉
私、ブログを読んで、「この人すごい!」って思った方か、もともと別のサイトでファンだった方にしかペタしたことないんです。
お名前を拝見する限り、どう考えてもその方のファンになった覚えはないので、この時点でダウトでした。

そして「近所のようだし連絡を取りたい」という実に香ばしすぎる言葉……。
出会い系なんかでよくあるサクラメールのようなコメントだなと思いました。率直に。
近所ってアナタ、私は「Twitterとか」って書いてますけど?Twitterやってんなら、そっちで絡めばいいのでは?
なぜわざわざモバログに誘導するの?馬鹿なの?死ぬの?

さらには「プロフの交換がしたいです」だって!
「プロフの交換」って何?小学生?中学生?私も学生時代、卒業が近づくとよく書いたなぁ・・・ってアレじゃないか。
ハッキリ言わせてもらうと、ブログからリアルのお付き合いに発展させることは今の段階では全く考えていないので、遠慮したいです。

これだけ怪しいと思ってても、やっぱり気になるんですよねぇ。初めてコメントくださった方ですし。
モバログを覗くだけ覗いてみようかなぁと思って、メール登録をしてみたんですよ。
そしたら。
プロフの交換をしないとブログを拝見できない仕組みになっていました。まるで出会い系じゃないか!と思い、いろいろ調べてみたら・・・こんなん 出ましたけど。
他の質問も見てみたんですが……。
はい、どう見ても、完全に詐欺形式の出会い系です。本当にありがとうございました。ちゃんちゃん♪

自分のブログに初めて頂いたコメントで、本当に嬉しかったんですが、なんだかちょっぴり寂しくなりました。
コメント目的で書いているブログではありませんが。

最後になりましたが、ブログを書かれている方々もこういったコメントには、お気をつけくださいませ