メディアの影響力ってすごい。。。^^;
今回の吉田沙保里さんの国民栄誉賞授賞を
メディア各社が大きく報道で取り上げられていて、
副賞の金色の真珠にもスポットがあたることとなりました。
日頃 「金色の真珠? 着色じゃないの?」 とかですね。。。
「そんなの見た事なーい!」 とかですね。。。
「デパートにも置いて無かったよ」 とかですね。。。
さんざん言われ続けていたわけです(笑)
実はストレス溜まっておりました。。。(笑)
今回の件で金色の真珠に興味を持ってもらえた方々が
HPやブログにたくさんアクセスしてくれてます^^
授賞当日と翌日の閲覧件数は1000件を超えており
多くの方に 「へぇ~ 金色の真珠ってあるんだ」 と、
知って頂けた事がとても嬉しいです。^^
加えて、こんなに閲覧して頂けている皆様に
新規記事更新しないわけにまいりません ^^;
今日は写真をアップしました。
13mmってどれくらいの大きさなのか?
100円玉の横に 上から 13mm 12mm 11mm です。
吉田選手の13mmって大きいですよね ^^
きんたが真珠を作っている海はフィリピン共和国の
パラワン州 ブサンガ島と言う所ですが、
その東南アジアエリアの海域では、
なかなか大きい真珠を作ることが難しいんですよ。
副賞が13mmの真珠と聞いて、
「吉田沙保里さんが頑張ったから13mmなんだ」
と、妙に納得しているきんたでした(笑)
吉田沙保里選手と金色の真珠
皆様更新御無沙汰して申し訳ございません^^;
熱帯の秘境へ島流しが多く (笑) 久しく記事の更新をしておりませんでした^^;
先回の島流し (真珠の収穫のため) 中に、業界・知り合いから
「吉田選手の件で金色の真珠が話題になってるよ」 と聞いてはいたのです。。。
いたのですが。。。なにぶん秘境では情報を集めるネット環境もないので。。。。
先月末に帰国してびっくり! な感じでした。。。ははは。。。^^;
ともあれ。。。
吉田沙保里さん 国民栄誉賞授賞おめでとうございますっ!!
オリンピック・世界選手権あわせて13連覇という偉業は
絶え間ない努力の上に実った成果ですね。
その吉田選手から金色の真珠を希望して頂けた事は
我々南洋真珠生産者にとっても、大変光栄な事だと考えております^^
金色の真珠が吉田沙保里さんの栄誉を末長く称えてくれますように。^^
これからも頑張って良い品質の真珠作り 頑張ります!
地金の金(Au)と金色の真珠
今日は金色の真珠の希少性についての雑文です。
皆さんは地金の金が1年間に全世界でどれくらい産出しているかご存知でしょうか。
2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 |
2,550t | 2,485t | 2,478t | 2,416t |
(http://www.jgma.or.jp/library/ より)
おおよそ 2500トンの金が鉱山から産出しているようです。
地金の金は伸長性が高く、電気の通過性に優れ、
安定した物質(酸化や還元が起きない)という特性だけでなく、
見た目の美しさ・レアメタルとしての価値の高さ など、
古くから人類のお宝として存在してきました。
では、金色の真珠は? と、比較にならない事を考えてしまうわけです ^^;
南洋真珠の年間の生産量は全世界でおおよそ4000~5000貫
尺貫法という度量衡では分かりにくいのでトン数に換算すると
5000貫 X 3.75kg=18,750kg = 18.75トン
さらにその 18.75トンの 2~3%が金色の真珠だから・・・
18.75 X 0.03=0.56トン
0.56トンはつまり X1000 で 562.5キロかぁ。
宝飾品としての利用しかできないとしても、
60億を超える人類に対して 562.5キロという数字。
うーん 金色の真珠の希少性は高そうだと思いませんか?^^