出産記録(三人目) | かぼちゃ小屋

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いつの間にか三児の母になってました。なんちゃってワーキングマザーです。
2011年1月長女さくら(仮)、2013年10月次女たんぽぽ(仮)、2015年11月長男なつめ(仮)出産。

11月末、無事に第三子を出産しました。
男の子でした。
忘れる前に記録しなきゃ!



【出産前日】
午前中に自宅の家事を済ませ、旦那の実家(産院のすくそば)へ。
お昼をみんなで食べて、二番目たるとを寝かしつけ。

そして、私は単身入院。
といっても、産院の受付までは旦那と上の子さくらもちも付き添い兼荷物運び。
荷物と私を置き去りにした二人は習い事のプールへ。

前回の帝王切開では前泊の部屋に空きがなく、リカバリー室(産後の様子を観察する部屋)での宿泊になったので今回もドキドキしてましたが、どうにか個室に潜り込むことができました。

部屋に着くと入院着に着替えバイタルチェック。
そして、ていもー。
前回よりがっつり剃られた気がする。
帝王切開だからなのか前回は上半分ってかんじだったけど、今回は前から見えるとこ全部って感じ。
ちょっと残ってる感じ?

で、シャワー。
明日の朝もシャワー入れるらしい。
頭ガシガシ洗いたい。
だって、術後三日間シャワー入れないんだもん。
体は拭いてもらったり自分で拭いたりがあるからいいけど、頭は放置だから、本当に辛かった。
それもあって、産休に入ってすぐに結構短く髪を切ったのです。
かなり軽くしてもらったしね。
でも、抜ける。
よく、産後半年から抜け始めるとか言うけど、私の場合は妊娠中~授乳中ずーっと抜ける。
その調子で抜けてて大丈夫??
って位抜ける。

で、お風呂でてしばらくしたら夕飯。
最後の晩餐ですよ。
これから、一日半絶食です。
点滴するので、そこまで空腹は感じなかった記憶があるのですが(嘘、日記にそう書いてあっただけで記憶なし)、とにかく口淋しい~。
お菓子とか食べたいよー。ギブミーちょこれーと!
メニューは多分親子丼(具は別皿)、お吸い物、かぼちゃの煮物、揚げ出し豆腐といんげんの素揚、翡翠茄子。
おいしかった。
とくにかぼちゃと茄子。

あとは、日付が代わるまで水分は自由に取れる。
日付が代わったら、お昼までにOS-1を500ml飲みきって、ただの水を500mlまでなら飲めるけど、そのあとは飲食厳禁。

さてさて。
明日は我が子に会える。
男の子って言われてるけど、実際どうなのか楽しみです。
何はともあれ元気に生まれてきて下さい。
そして、あわよくばよく寝る子供でありますように。


【出産当日】
朝にもう一度シャワーを浴び、すっきり。
食事もできないし、とくにすることもないし、暇。
本を読んだり携帯見たりしてすごす。
午後から点滴開始。
ここから4,5日点滴を付けっぱなしなので、固定しやすいところ(太い骨にそったあたり)に針を指す。
これがね、かなりうまくいかなくて、三回失敗されました。
結構いい血管してて、採血とか点滴とか失敗された経験がほぼないのに。
ちょっと新人さんだったのかもしれない。
でも、あとからきた上手な人も一回失敗してたので、そういう状態だったのかもしれない。

で、午後3時。
手術室に歩いて入り(笑)、自分で手術台に上り(笑)、手術開始です。

色々確認して、麻酔を注射したのが、15時15分。半身麻酔。
赤子が産まれたのが15時33分。
スピーディー。
でも、麻酔が効き始めてから完全にかかるまでの少しの間が気持ち悪かった。
モヤモヤする感じ。

今回は出産のついでに子宮筋腫も摘出してくれるということだったので、実は産後処理&摘出で一時間半くらいかかっています。
レーザーメスだったので、もくもくとのぼる煙とか見えたし、摘出した筋腫も見ました。ピンポン玉くらいの白い塊でした。

そして、すべてが終わり、子宮とお腹の縫合の際に恐ろしい会話を聞いたのです。
『あれ?入らないよ?』
『元々入ってたんだから入るはずだよねぇ…』
『色々出したんだから、余裕なはずだよ!』
『がんばって!』

(会話の内容は雰囲気です)
我が身の事ながら、笑いそうになってしまいました。

どうにかこうにか臓物を収めて下さったおかげで、過不足なくお腹はとじられました。

そのへんで赤子と対面。
本当に男の子でした。
生まれたての顔は上二人の産まれた時の顔とそっくり。
むくんでるからってのもあるだろうけど。

自分は産んでも産んでも女の子しか産めないような予感がしていたので、男の子を産んだことに不思議な気持ちをおぼえました。
エコーとかで男の子と言われてはいたんだけど、産まれたら実は女の子でした、とかありそうな予感がしていたのです。

さて、そのあとは痛みとの戦いでした。
五時に手術がすべて終わり、麻酔が切れ始めると、点滴の痛み止を次々に入れてもらい、それでも痛くて眠れず、どうにかうとうとする程度。
日付が代わると、座薬と飲み薬の痛み止で対応。

その間、息子は保育器で様子見だそうです。
どうやら、過呼吸気味なのと、血中酸素濃度がやや低いのとで、点滴で栄養&保育器で酸素追加で様子見となったようです。
状況によっては、専門の病院に行くかも…とのことでしたが、どうにか落ち着き、そのまま様子見だけですみました。



【産後一日目】
とにかく痛い。
ピークは過ぎたけど、とてもじゃないけど動けない。
とは言いつつ、朝から動かなければならないんですけどね。
とりあえずトイレへ。
身体中痛いは、排泄も痛いはで拷問のようでしたが、どうにかクリア。
点滴をぶら下げているあれが杖代わり。
足の動きはよろよろよたよた、腰はまっすぐにできず、本当におばあちゃんのよう。

お昼からは食事開始。
でも、とてもじゃないけど食べられない。
だって、いきなり通常食(産後用)ですよ。
内蔵だって麻酔で眠ってたし、体調だってよぼよぼなのに…。
ってことで、数日間、主食をお粥に変えてもらいました。
術後数日間は体温調節が下手みたいで、温かい食べ物でないと喉を通らない感じがあったのです。

この日の夕方、赤ちゃんにも会いに行きました。
保育器でオムツのみで寝ていましたが、小窓から手を入れて撫でたりできました。
小さくて毛深い!!



【産後二日目】
この日には痛みはほとんど治まってました。普通の生理痛くらい。
念のため、痛み止は服用してましたが。
あとから考えると、『とりあえず』とか『一時的に』って感じの回復だったのですが、とりあえず痛み止はなくても大丈夫そうな感じ。

赤ちゃんは血中酸素濃度は通常になり、呼吸数も落ち着いてきたので、保育器から出られました。
ただ、24時間は新生児室で経過観察し、緊急時に対応できるようにするとのことで、母子同室は見送り。
新生児室まで授乳をしに通っていました。

【産後三日目】
早朝に新生児室に授乳をしにいったものの、お昼には母子同室へ。
とにかく飲んでもらって、母乳の出をよくするのが次の課題です。
が、母乳はたくさん作られているものの、乳腺が開ききっていないのか出が悪く、乳腺炎一歩手前に。
そして、夕方発熱しました。
前回も産後三日に発熱しているので、そういう体質なんだと思います。
疲労と乳腺の状態とか色々で。
とにかくちょこちょこ飲んでもらい、保冷剤で胸を冷やし、搾乳して、夜中には少しずつ体調も落ち着いてきました。

普段は自分の部屋でのお昼なんだけど、この日はスペシャルランチの日で、別のフロアにあるラウンジで出張シェフによるフレンチ!
デザートの盛り合わせが幸せだった~。
同じ日に入院中のみんなでランチだったんだけど、会話が皆無でつまらなかった。
前の二回は結構みんなで、出産日や子供の性別、名前、何番目かとか色々話して盛り上がったんだけど、今回は本当にシーンとして、私と隣の人がちょっと会話したくらい。
ツマラナイ。
でも、おいしかった。

スペシャルランチがフレンチとお寿司の二種類あって入院の日程次第でどちらか片方が食べられるんだけど、三人とも同じ産院で産んだので、両方を味わうことができました。



長くなったので、とりあえずここまで。
続きも忘れる前に記録しなきゃ。