とても良い質問いただきました
「先生、なんでゴミ箱は蓋付きじゃなきゃダメなの？」
「ビニール袋ぶら下げるだけじゃダメ？」
そうなんです。
まつ毛エクステンションのゴミ箱は
蓋付きのゴミ箱じゃなきゃダメなんです。
ここでは簡単な理由を一つお伝えしますね。
まつ毛エクステンションは法律で
美容師さんが
美容所にて
施術することが義務づけられています。
美容所には必ず蓋付きのゴミ箱、
汚物入れと毛箱を用意することが
これもまた義務づけられています。
それは、美容師さんと衛生管理は
切っても切れない関係だからですね。
これについてはまた次回書きますね。
例えばこんな可愛いゴミ箱置きたい～
って思っても、オブジェとしてはOK、
ゴミ箱としてはNGですね。
蓋が完全に閉まりません
本題です。
なぜ、まつ毛エクステンションのゴミ箱は
蓋付きでないとダメなのか。
まつ毛エクステンションは、
グルーと呼ばれる専用接着剤を使用して、
地まつ毛１本に対して
人工毛を装着していく技術です。
この専用接着剤（グルー）は
空気中などの目には見えない微量な水分と
瞬時に結合して接着します。
問題は、その際に有害物質を放散してしまうことです。
これはグルーの特性上
仕方ないと言われることですが、
私たち技術者さんは、
少しでも有害な飛散物質を食い止めたいと思うわけです。
いや、思って欲しいです。
だからこそ
グルーは毛羽立ちの少ないペーパーなどで
ノズルをきちんと拭いた後に、
そのペーパーは
蓋付きのゴミ箱に捨てる必要があります。
グルーのノズルを拭いたペーパーからも
有害物質は飛散し続けるそうです。
なので、蓋付きゴミ箱に捨てたら
しっかりと蓋は閉めたまま施術することも大事。
開けたものは閉めましょうね。
これ意外に出来ない方が多いです。
また、一人のお客様が終わった後は、
蓋付きゴミ箱の中のビニール袋毎、
きっちりとビニールの口を閉めて、
これまた蓋付きゴミ箱に捨てること。
まつ毛エクステンションのワゴンセッティング例です。
ゴミ箱はもちろん、使用する物は全て蓋付きです。
ビニール袋をワゴンにテープで貼って、
そこにどんどんゴミ入れて、
また次のお客様～なんてことしていたら、
技術者にもお客様にも有害です。
お客様を守れるのは
技術者だけですから。
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