no,2415 神社の起源と歴史(その70) | 古代史のページ福さん

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yahooブログからの移動です。日本の起源などに興味があり、神社や遺跡巡りをしています。果たして何歳まで活動できるかは?ですが。

ムキームキー 理由あり男の独り言(272) ムキームキー

★「突入王宮戒」  仏教文献によると、王宮に入ることは罪になると釈迦は述べているのだ。即ち王宮(政府・政治)の門をくぐり抜けてはならないという戒律である。政治に近づくな、政治に口出すなの意味である。

今日の政治の混乱は宗教(?)との近づきすぎから起こっている。

統一教会・公○党などとの協力。そのことの混乱を既に釈迦は危惧していたわけである。宗教は世俗的であってはならない!!!

◆出雲大社の創建

○祭祀王の記憶凝縮像

大己貴神の原像で浮かび上がってくるのは、弥生時代の青銅器祭祀の世界の記憶である。長い時間の経過の中で変容したであろう青銅器祭祀の時代の首長達をめぐる記憶である。

▲隠れた神々の故地

『出雲国風土記』には大原郡神原郷の地名の由来伝承を「古老の伝へて曰く天の下造らしし大神の御財(みたから)を積み置き給ひし処なり。則ち神財の里と謂ふべきを、今の人、猶誤りて神原の郷といへるのみ」と記している。

○この地での加茂岩倉遺跡の大量の銅鐸の埋納

  神原神社遺跡への景初三年銘の三角縁神獣鏡の副葬

などの歴史的事実に関連して、その後現地における人々の蓄積的な記憶の重層と変奏の結果として、遙かな時間を超えながらも、遠い幽かな記憶と伝承として響き合っていたのであろう。

その結果が当時このような伝説として『出雲国風土記』に書き留められたのではないかと考えられる。