足止めて黒薔薇の前で止まりけり

「縁」があるのか
私に
話しかけてくる

前世で逢ったことがあるのかと……
思いを馳せてみる

無口な黒薔薇の叫び声が私には聴こえる
「恋」は苦しいと
でも「楽しい」と……

うんうん……とうなずく私
しばらく黒薔薇の囚われの身となる

朝日にしっとりとした美しい黒薔薇に見とれる私……
君は魅力的で美しすぎる