少し疑問に思ったので。


「自分で考える」とか「自分の意見」とはどういうことなのだろうか。 


私たちは皆、他人から物事を学び学んだことをもとに考え、行動し、生きている。学ぶというは、その言葉の語源にもあるように真似るということから始まる。
例えば、赤ちゃんは周りが周りの大人が歩いているのやしゃべっているのを見る。そしてそれを必死で真似しようとしてアーとか言ってみたりハイハイしたりする。見て、知り、考えて、真似る。これが学びだ。

 「自分で考える」「自分の意見」ということについてあてはめてみると、こうなるだろう。まず、私たちが考えるにその材料、すなわち情報や知識が必要である。例えばある政治について自分で考えてそれに意見を持つということはその政治の状況についてある程度情報がなければならない。そしてその知識を基に政治についての自分の意見を組み合わせて作っていく。

ではここで問いたい。色々な知識や情報を得た後、それでもなお、ある一つの意見にそっくりそのまま自分の考えが帰着した場合は?

人々はそれをあなたはAさんが言っていることをそのまま言っているだけだ、と言うだろう。それは自分の意見ではない、と。

そうだろうか??

それはその人の正しいと信じる考えであり、その正しいと思う決断をしたのは紛れもなくその人自身である。だから、たとえそれが誰かの引用であったとしても その人の考えと言えるのではないだろうか。だからたとえ引用であってもそれはその人にとっての「自分の考え」であると言えると私は考える。