こんにちは
PANDA music(パンダ・ミュージック)で
カホンクリエーターをやっているかずね(@MusicPanda)です
前回・前々回とPANDAカホンの木材に関するお話をしてきました
今回はそのまとめ的な感じで…
PAND musicがカホンの胴体にMDFボードを採用している理由をまとめてみました
前々回の記事 → PANDAカホンに使用している木材の話① ~木材と音の違い~
前回の記事 → PANDAカホンに使用している木材の話② ~木材の価格と音の関係~
カホンは内部の響き線(スナッピー)を響かせて音を出します。
このとき、響き線のムダな響き過ぎを抑えた音を出すことができるので、
低音と高音をしっかりと叩き分けることができます。
低音がしっかりと出るカホンは聞き心地も良く、カッコイイです
吸音性があるので、スピーカーに使用されることが多いというのも納得です。
普通の木材は、どうしても木の表面にトゲがやザラ付きがあります。
当店のカホンは「自分で作ることができるカホン」なので、
普通の木材だと、製作の段階で木のトゲが刺さってしまうことも考えられます。
また、完成後にヤスリかけが足りず、座って演奏している時に怪我をしてしまうかもしれません。
PANDA musicのカホンは、お子様も視野に入れた商品を作っているので、怪我も心配です。
MDFボードのように表面がなめらかだと、怪我をすることも少なくなり、より安全にカホンを手作り・演奏することができます
普通の木材は、月日が経つと“反る”という現象が起こります。
木材が反る原因は、
木材に含まれる水分が乾燥してしまうことで、
木目の方向にそれぞれ収縮してしまうから起こるとされています。
MDFボードなら初めから水分量も少なく、木目という概念がないので、反ることはありません。
木材が反らなければ、長期間カホンを愛用していただくことが可能になります
PANDAカホンは、カホン初心者のためのエントリーモデルとしておすすめしています!
初めてのカホンに何万円も払うのは勇気が必要です。
そこで、できるだけ安く提供することで、たくさんの方にカホンを演奏して欲しい!
という想いから、安価で入手できるMDFボードを採用しています。
これにより、Lサイズのカホン7500円(税抜)、Sサイズのカホン4,800円(税抜)という低価格を実現しています!
以上の理由から、PANDAカホン手作りキットの胴体部分にはMDFボードを採用しています。