保健師・看護師のママ友と


発達障害児の薬の服用について


話す機会がありました。


※ 薬の服用を否定するわけではありません。お子さんの状況(暴力・癇癪・睡眠障害)によって、薬を服用する必要があると思います。






私たちが疑問に感じているのは


普通級に適応させるために


敢えて薬を服用させることは


子供の身体のことを考えるとどうなんだろ…


ということです。







多動・衝動性という特性が強く


授業中に立ち歩く行為がある。






その行動をやめさせないと


普通級から追い出されるから


薬を服用して大人しくさせたい。


だから、薬を処方して下さい。


という保護者が増えたなぁ…と





保護者が希望して


薬を服用してるパターンは


ちょっと危険だなと感じていて


そういう家庭は


薬の調整をしていない場合が多く

(主治医と相談して、薬の調整を適宜行うことです。)


お子さんが過鎮静になっていることが


多いように感じます。

(※過鎮静とは薬が効き過ぎている状態で、覚醒レベルが低く、声掛けに対して反応が乏しくなります。)





普通級に適応させるために


薬を服用し


特性がなくなるまで薬を増量する。






薬を服用すれば


必ずしも特性がなくなるとは


限りません。





特性をなくすことに


保護者が拘ってしまうと


お子さんがとてもしんどい思いをします。





薬の副作用は


私たちが思っている以上に


強く出る場合もあり


副作用によって


動くことが辛くなる場合もあります。





特性は


環境の調整や関わり方によって


減らすことが出来ます。





薬を服用する前に


何か出来ることはないか


もう一度考えてみましょう。