今日、


保育園の見学に行っていました。





今日、見学に行った保育園も小規模です。





各教室を見学した後


園長先生とお話をしました。





この園で大切にしているのが


「躾」と「異年児交流」





躾に関しては


保護者としっかりお話をしてから


始めるとのこと。





「しっかり躾をする」というと


厳しいのかな…という


イメージを持ちますが…





園長先生のお話を聞いて納得しました。





園長先生の言われる「躾」は


園児がダメなことをしたら、


「注意をする。」




園児が正しい行動をしたら、


「褒める。」





あと、癇癪を起こしたら


泣いている時は声かけせず


泣き止んだら、声をかける。





園長先生が1番気にされていたのが…





泣き止んでから、声かけすると


虐待を疑われるのではないのか…


ということ。





保護者が


我が子が泣いている所だけを見ると


放置されていると勘違いしてしまうことは


ありそうだなぁ…と






でも、泣き止んだ後に


しっかりと関わりを持っている。





この最後の部分を見れば


保護者も納得すると思います。





ABAの無反応が


保育や教育現場で積極的に


行なわれないのは


虐待を疑われるからなのかな…と


感じました。







発達障害児を子育てしている保護者は


この無反応を理解することが出来ますが

(療育で実際にやっている、又は知っている)


定型発達児の子育てをしている保護者は


理解出来ないだろうな…と思いました。





園で


発達障害児の適切な対応が出来ないのは


発達障害に理解がないからだと


思いがちですが


実は違うのかもしれませんね…




保育、教育の現場では


常に保護者にどう思われるのかを


考えているので


適切な対応が出来ないのかもしれませんね…





園長先生のお話を聞いて


難しい問題だな…と感じました…。