僕には姉がいるのですが、6歳離れているので姉弟というよりは親が一人増えたような感じで、姉が高校に入ってからは日常でも遠い存在になってしまい、別に仲が悪かった訳ではありませんが、もともと特に親しく話すことも無かったので、お互いの性格なんかは把握していても趣味だとか興味とかには無関心でした。 そんな僕の姉が珍しく持っていた洋楽のレコードのなかにジャズ・ロック、ブラス・ロックの雄「シカゴ」がありました。 レコード類は僕の物を除いて居間に置いてあったので勝手に聴いてみたwのが大ヒット曲「素直になれなくて」でおなじみ白いジャケの「ラヴ・ミー・トゥモロゥ(シカゴ16)」でした。 美しいラヴ・バラードですが、当時高校生だった僕はより攻撃的な音楽を好んだ(w)ので「なんじゃ、この腑抜けた音楽は。」と思って一顧だにしなかったのですが、その後大学生の頃、いろいろ過去の名盤を買いあさっていた時に「シカゴ」は元々は政治的なことも歌っているバンドで云々・・・と言う話を聞きつけ、「(゜Д゜)ハア??そんなバカな・・・!?」と思い買ってみたのが未だ「シカゴ・トランジット・オーソリティ」名義の頃のデヴュー・アルバム「シカゴの軌跡」でした。 デヴュー・アルバムにして2枚組みという(それでも足りない、と豪語したとかw)なんていうか・・・非常に分厚いバンドでw 聴いてみると、確かに! 歌のメロディは美しい曲だけど前半がプログレっぽいピアノ・ソロでカマしてる「いったい、現実を把握してる者はいるだろうか?」や「クリーム
」みたいな、インプロビゼイションでキメてる「ポエム58」、プログレっていうかもはやジャンクといっていいギターが聴ける「フリー・フォーム」などまさしく60年代のウッドストック世代のロック・バンドに違いなく、メチャメチャカッコいいではありませんかw そして・・・実際にあった民主党大会の演説とその後起きたデモ隊と警官隊の衝突を描いた、演説やシュプレヒコールの録音をも使用した「1968年8月29日シカゴ、民主党大会」~「流血」の流れはリアルなロック・バンドとしての面目躍如!(当時はU2
みたいなバンドだったんでしょうか・・・?) そしてラストの怒涛のインプロビゼイション「解放」(15分以上の大作ですw)の「ジミ・ヘン
」ばりのアグレッシヴな凄まじい迫力は・・・タイムマシンに乗って当時に行き、「このバンド、13年後がこれっす」といって「素直になれなくて」を聴かせたい衝動に駆られましたw
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