「プログレッシブ・ロック」というジャンルらしきものを最初に聴いたのは洋楽聴き始めの高校1年生の頃、まさに「イエス」の「ロンリー・ハート」を聴いたのが最初でした。 MTVで観たのですが、映像に蟲が出てきて閉口した以外はカッコいい曲だったしカッコいいPVで、実際ヒットもしました。 なぜ「らしきもの」かというと、間奏に名残があるものの、まったく芸風が変わってるというもっぱらの評判だったからですw 「プログレッシブ・ロック」という言葉からは「ツェッペリン 」のいくつかの幻想的な曲や「ビートルズ 」の「トゥモロー・ネヴァー・ノウズ」みたいな逆回転させたりの実験的な音楽というイメージがしていましたが「ロンリー・ハート」は普通のカッコいいロックとしか思えませんでした。 その後大学に入ってちゃんと聴いたのが「海洋地形学の物語」でした。 2枚組のくせに全部で4曲しか入ってないことに仰天しましたが、さらに歌詞の難解さ、複雑さ、そしてその膨大な量にもびっくりw ヒンズー教の経典からインスピレーションを受けて作り上げたアルバムとかで、4曲が独立してるのではなく全4楽章の作品であるとのことでした。 音的には1枚目より2枚目(ディスク1、ディスク2って意味ですw)のほうが前衛的で好きでした。 さまざまに曲調が変化し、複雑な構成のカオスの洪水からいきなり歌が始まったりと予断を許さない展開でw とにかく4曲全てが20分前後の長さというラジオとか完全無視な姿勢ですw プログレッシブ・ロックが世に出た頃は既に「ビートルズ」が「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」でコンセプチュアルなアルバムを完成させた後だったので殆どのプログレ・バンドがアルバム志向の大作揃いですが「イエス」は特にそれが顕著な気がします。 通しで一気に聴くとぐったり疲れきったのを覚えていますw
アーティスト: Yes
タイトル: Tales from Topographic Oceans