「ニャーォ!ニャーォ!」
どうやら俺を呼んでいる・・・
窓を開けてみると、そこにいたのは先日の母猫。
そしてその後ろで物陰に隠れて、もう1匹トラ猫が。
この前の、最後まで残ってた仔猫だった。
最後に見た時より、少し大きくなっている。
「やっぱりお母さんと一緒に引っ越したのか~」と一安心。
が・・・何か様子がおかしい。
仔猫がひどくやせ細ってるし、何より元気が無い。
母猫が俺に「ンニャ~ ニャーォ」と訴えかける。
とりあえず(猫レベルで)温かい食べ物を出した。
仔猫は少しずつ、ゆっくりとだが、ちゃんと食べてくれた。
「医者に連れて行った方が良いのかな?」とも思ったが、
このコを捕まえて、カゴに入れて、医者まで運んで、診察台に乗せて、
注射でも~ なんて考えたら、その苦労はどれほどに・・・
必要以上に人間不信にもなりかねん・・・
そんな心配をよそに、食べ終わる頃には、だいぶ元気になっていた。
そして母猫が目でお礼を言いながら、2匹は去って行った・・・

