今夜は久々にクーラーなしで過ごしていますが、報道によるとケアンズの1月の平均最高気温は20年以上ぶりの高さで、平均最低気温に至っては観測史上最高、降水量は8年ぶりの少なさだったそうで。
届いた電気代請求書も記録的な金額でしたが、クーラーつけなきゃ熱中症になってしまうので、こればっかりはやむなしですね・・・
さて、フレーザー島の続きですが、たくさんの4WDとすれ違いながら走り続けること40分くらい。
島の対岸、75マイルビーチ 75 Mile Beach に到着しました。島といっても巨大で、このビーチは南北にわたってなんと、約100km(!)も続いています。右側が太平洋。
すでに書いたとおり、島の中は熱帯雨林に覆われていて、まともに走れないので、この75マイルビーチが、島の高速道路の役割を果たしています。ちゃんと制限速度があるのが面白いなぁ、と思いました。
砂浜を時速80キロで走るって日本じゃ想像できないけど、この4WD王国ではみんながんがんとばすので、警察が取り締まっているそうですよ。ちゃんと罰金もあって、特に大型休暇中は(ここに限らずですが)点数が普段の2倍減点になるので、みんな気をつけているそうです。
Allie、この75マイルビーチのスケールにマジで惚れました。地平線まで砂浜を駆け抜けるなんて、日本じゃ絶対ないですからね。
しばらくして、イーライクリーク Eli Creek に到着。普段は人影もまばらな清流だそうですが、この日は休暇中ということでガイドも目を丸くするにぎわいっぷり。でも、水はびっくりするくらい冷たくて透明で、ほてった体を冷やすにはちょうど良かったです。
ツアーバスには、冷たい水や、コーヒー、紅茶、クッキーなどが用意されていて快適。
ちなみに写真のバスは普段このツアーで使うのよりは大きいものになっています。もともと乗っていたバスのエアコンが故障し、途中でこれに乗り換えました。結果少人数で大型バスを占領できてよかったですが。
さらにビーチを北上し、大昔に難破したマヒーノ Maheno 号や、
カラフルな砂山も見学しました。
Allieはパスしましたが、ここでオプションでセスナの遊覧飛行も付けられます。滑走路なんてないので、もちろんビーチ発着。Allieを含め、飛行機に乗らない人たちを乗せたバスで着陸地点まで迎えに行く仕組み。ワイルドだぁ。
しかし、この雄大なビーチと駆け抜ける4WD、ほんといいよね。
これだけでもフレーザー島、大満足です。天気も完ぺき。
ランチは島の南側のユーロン Euron にある、リゾート村のレストランで頂きます。腹ペコだったので巨大ハンバーガーをあっという間に平らげました。
ランチの後は、島の中腹の熱帯雨林ツアー。あ、絞殺しのイチジク 。ケアンズから来たAllieたちにとって、熱帯雨林は正直そんなに珍しくなかったけど、ガイドさんの話は面白かったです。
昔は林業が盛んで、ここから切りだされた材木が、遠くロンドンの港や、スエズ運河の建設に使われたというから、なんともまたスケールの大きな話。
そして、ツアーの締めは、お待ちかねのマッケンジー湖 Lake McKenzie。
きれーい!!
真っ白な砂に加え、水が酸性のため生物が繁殖しにくいんだそうで、まっ透明。湖で泳ぐのが苦手のAllieもこれなら全く問題なし!!
砂でジュエリーやお肌をこするとピカピカになるというので、早速やってみました⇒なった気がする (*゚ー゚*)
一日遊んで汗だく体に最高のフィナーレでした。ここに来るなら水着は必携です。
帰りは来たのよりちょっと北寄りの、キングフィッシャーベイ Kingfisher Bay からフェリーに乗って本土に戻ります。ここにある、キングフィッシャー・ベイ・リゾート もなかなかよさそうだったので次に滞在するならここかな。
駆け足での紹介になりましたが、フレーザー島、ワイルドで超、超、超楽しかったです。いきなりAllieのオーストラリアの島ランキング、ナンバーワンになりました。
ケアンズからだとなかなか来づらいけど、いつかまた絶対戻って来たいです。
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