データサイエンティストが考えるデータ分析の3つの意義

みなさま、こんにちは

「ビックデータ」

このワードをみない日はないというくらい、
あらゆるメディアで取り上げられているテーマですね。

インターネット広告事業を行う当社も、

当事業におけるビックデータのマーケティング活用は重要事項

昨今のインターネット広告技術の高度化と多様化により、扱うデータ量は増加しているので、

膨大なビッグデータから価値ある情報を見出し、マーケティング施策につなげる分析力が
求められています。

そこで本日は

企業のプロモーション案件に加わり、データ分析を活用して

課題解決の支援を行うデータコンサルティングや、

インターネット広告についての予測モデル、アルゴリズム開発などといった
研究・開発を主に行う、

ビックデータを扱う仕事をしている、当社のデータサイエンティストをご紹介します

まずは、彼らの簡単なプロフィールと仕事内容をご紹介します

▼岡川

名古屋大学大学院で素粒子宇宙物理学専攻し、理学博士号を取得。

総合電機メーカーで半導体フラッシュメモリエンジニアを行っていました。

現在は、サイバーエージェント インターネット広告事業にて、データサイエンティストとして、
DMP導入から設計・分析、アトリビューション分析、予算ポートフォリオ、クリエイティブ検証など
インターネット広告代理店の現場におけるデータ分析全般を担当しています。

▼安井

ノルウェーの大学院で経済学の修士を取得。

サーモンの養殖を計量経済学で分析・研究し、その傍ら、環境税作成プロジェクトにも
データ分析要因として参加。

現在、サイバーエージェントインターネット広告事業にて、データサイエンティストとして、経済学の考え方を
データ分析の切り口にマス×ウェブ広告のアトリビューション分析など、インターネット広告代理店の現場におけるデータ分析全般を担当しています。

さて。もう少し彼らデータサイエンティストについて具体的に。

インターネット広告代理店の現場におけるデータ分析の意義は、3点だと考えます。

１　データ分析による提案をすぐに施策として実行できる

２　他の職種の方と仕事をすることにより、相乗効果を生むことができる

３　様々な分野のデータ分析手法が応用できる

もう少し詳しく、下記にてお話しいたします

１　データ分析による提案をすぐに施策として実行できる

インターネット広告代理店のデータサイエンティストは、

広告主のビジネスを理解しつつ、社内の営業、コンサルタント、デザイナーを主導して、

広告主と共に仕事を進める場合があります。

また、インターネット広告代理店の現場では、
各広告主のインターネット広告配信データが豊富にありますが、

まだまだデータ分析手法が確立している業界ではありません。

ですので、広告主の課題解決に対して自由度が高い提案ができますし、
長期的にプロジェクトに関わることも可能です。

２　他の職種の方と仕事をすることにより、相乗効果を生むことができる

例えば、データサイエンティストはデザイナーと一緒に仕事をすることがありますが、

彼らと仕事をする際には、データ分析の観点から
広告クリエイティブのデザインに言及することがあります。

こうした方が広告効果が良いということを、データドリブンで提案します。

デザイナーも創造的な仕事ですから、彼らの価値観がありますが、
データにより示された統計的事実と、創造的な価値観を組み合わせることにより、
よりよい広告クリエイティブが制作できることもあります。

このような相乗効果が生み出せると、データサイエンティストとして、
意義のある仕事ができたと言えると思います。

３　様々な分野のデータ分析手法が応用できる

インターネット広告代理店の現場には、様々な分野の人材が参集し始めています。

岡川は素粒子物理学を研究していましたし、安井は応用経済学を研究していました。

どちらもインターネット広告分野とはかけ離れた分野ですが、
取り扱う数学モデルや統計学の手法には基本的な部分で通じている事が多く、
各々の専門分野の経験が今の業務に活きています。

これは、データサイエンティストとして働く我々にとっては強い自信になりますし、

モチベーションを高く保つための意義になっています。

当社のデータサイエンティストのお仕事、
更に詳しい内容はコチラ、彼らの執筆するブログをご覧ください★★★

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「インターネット広告代理店で働くデータサイエンティストのブログ」

インターネット広告代理店の現場で使われているデータ分析手法を紹介しています！

なお、当社は2013年11月より、
国立大学法人 一橋大学大学院 国際企業戦略研究科の沖本竜義准教授と、
インターネット広告事業におけるビッグデータのマーケティング活用強化を目的とし
共同研究を行ってきました。

そこで2月に、研究成果を発表するセミナーを開催いたします

本セミナーでは、沖本准教授が研究で活用されている
計量時系列分析の手法を理論側面から説明し、

第二部以降では当社データサイエンティストより、
マス広告とインターネット広告分野へ応用した事例を紹介します。

「一橋大学沖本准教授との共同研究経過発表
研究結果と最新US動向から見る、Web×マス広告の統合分析について」

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日時 2014年2月13日（木）13:30～16:00

会場 株式会社サイバーエージェント　セミナールーム

東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号　渋谷マークシティウエスト 13階

定員 200名

参加費　　無料

エントリー締切 2014年2月12日（水）10:00

詳細＆お申込み

http://www.cyberagent.co.jp/event/attribution_seminar/　
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ご興味ある方、ぜひご参加お待ちしております