【2013年振り返り】株式会社CA Tech Kids 代表取締役社長 上野朝大 | 広報&IR担当のオフィシャルブログ

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みなさま、こんにちはすまいる
本日も年末恒例となりました社員インタビューをお届けしますキラキラ

今年当社は育児中の女性支援「ママ向けクラウドソーシング」
ビジネスパーソン向けスキルアップ事業「SHAKE100(シェイクハンドレット)」など
社会的な取り組みをする事業を立ち上げました。

また当ブログでも幾度かイベントの様子をレポートしましたが、
2013年5月に小学生向けIT教育を行う株式会社CA Tech Kidsを設立。

IT産業の国際競争力や雇用の創出の観点から、日本で優れたプログラミング人材を
若いうちから育てることは社会的意義の大きいことだと考え、
定期的に小学生向けプログラミング講座を開催しています。

そこで本日は同社代表取締役 上野に話を聞いてみました。

 


■2013年5月に会社設立しましたね。振り返っていかがですか?

最初に辞令を受けた時は、正直なところ少し不安がよぎりました。
これまでサイバーエージェントの広告代理事業や「Ameba」が提供してきたプロダクトの
ユーザーのターゲットとは異なるので、ノウハウもないですし、
小学生のプログラミング教育の需要が一体どの程度あるのかも未知数でした。
設立からのこの半年あまりはとにかく手探りで無我夢中でした。

しかし蓋をあけてみれば、開催した講座や体験会は満席、
問い合わせも沢山いただき、想像以上の大反響でした!


■もともと教育に興味があったのですか?

「教育」という具体的なところまではイメージしてなかったですが、
サイバーエージェントに入社する前から、
社会の役に立ちたいと考えていたので、未来のIT人材を育てるとう社会的意義の高いこの事業に
携われていることは嬉しく思います。


 


今夏に行った「Tech  Kids CAMP SUMMER 2013」では長時間のプログラムにも関わらず、
集中力を切らすことなく、どの子も課題を見事にクリアしてくれました。
改めて、子どもたちの吸収能力の高さや将来の無限の可能性を感じました。


現在の講座は皆が同じ教材を使っていますが、
今後はひとりひとりの好みやレベルにあった学習を提供できるようになるのが理想です。
子どもの学習を楽しむ気持ちを最大限に引き出してあげるようにしたいです。


■今後の展望について聞かせてください


当社のTech Kids CAMPは、「日本と世界の未来を担う子どもたちに、最新の技術と触れ合うことで、プログラミングに興味を持つキッカケを提供したい」という思いのもと、創設されました。

そのキッカケを、住んでいる地域や経済的な事情に関わらず全ての子どもたちに平等に
与えられるようにしていきたいと思っています。

そうした思いから、まずは小学生向けハッカソン「Tech Kids Hackathon 2013」で
使用したテキストを、当社HP上で無料公開しました。

日本全国で、家庭で気軽にプログラミング学習に取り組んでいただければと思っています。
▼プログラミン教科書無料公開(2014年1月16日まで)
http://techkidscamp.jp/hackathon2013/freetext

また、現在、講座は東京のみで行っているため、通うことのできる子どもは限られていますが、
今後は地域の学習塾やNPOとも連携して地方でも開催していきたいと思っています。

2020年までに年間10万人の小学生が通う事業規模を目指しています!