本日は、先日のジャカルタレポート
に続き、台湾からレポート
子会社サイバーエージェント・ベンチャーズ台湾事務所から、現地の様子をお届けします。
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ニーハウ。
上海駐在5年目、こう見えても新卒入社組の張です。
今日はサイバーエージェント・ベンチャーズが北京、上海、シンセンに引き続き、
中華圏に開設した台湾拠点について突撃レポートします。
台湾
(Wikipedia参照)
<気候、食事、建築、習慣はすべて日本人好み>
台北のシンボル 101 最上階にあるBARの景色は最高です。
台北市民の暮らしは基本、東京と一緒。
高島屋、SOGO、セブンイレブン、宅急便、日本の生活をそのまま台湾でもできます。
夜市は深夜2時まで続き、屋台で飲む台湾ビールは最高。
リンチーリン、ビビアンスー、金城武もみんな台湾の国民的タレントです。
台湾のエンターテイメントも相当盛り上がっています。
<サイバーエージェント・ベンチャーズが台湾に拠点を設立した経緯>
可能性を秘めている独特な市場
台湾のインターネット市場規模は中国と比べると小さく見えがちですが、
実にポテンシャルを秘めている市場であります。
台湾の人口は3,000万人前後ですが、インターネット普及率は70%以上、
ゲームユーザーは人口の半分を占める1,500万人もいるといわれております。
また近年HTCを始め、ASUS、ACERなど、チップ、半導体メーカーが携帯製造で一世風靡し、
スマートフォン普及はなんと人口の1/6、500万台もあります。
インターネットに対する国民の受容性は非常に高く、EC、SNS、メディアは日本並みに発達しております。
多くのインターネットサービス企業のアジア本拠地は台湾に設置しており、
アジア向けのサービスをどんどん開発しています。
ユーザーがインターネットサービスに使うお金の単価も、日本とさほど変わりはなく、
Facebook繁体字版でNo1のSAPの月商は4億円以上にも上ります。
サイバーエージェントブランド
中国本土では、スタートアップ、中国オリジナルサービスなどに投資重点を置いておりますが、
台湾ではこれまでのプレゼンスを生かし、台湾No.1ネット企業への投資を行ってきました。
その投資先は、台湾最大手のレストランレビューサイト「i peen 」を運営するHongKu Infoや
台湾最大手オンラインデーティングサービス「ipart 」を運営するSunfun Infoなど。
今では台湾のネット特化型ベンチャーキャピタルと言えばサイバーエージェントというほど、
そのブランドは強固たるものになりました。
<サイバーエージェント・ベンチャーズ台湾メンバーのご紹介>
ここで、サイバーエージェント・ベンチャーズ台湾のメンバーをご紹介します
台湾チーム集合写真
右から2番目が、サイバーエージェント・ベンチャーズチャイナ総経理の北川です。
そのほかの台湾メンバーをご紹介。
台湾事務所 所長のAliceです。法律、投資の専門家。
投資コンサル会社を経て2000年より日系大手ベンチャーキャピタルに従事、
2006年までの間に、台湾を中心としたエレクトロニクス関連企業への投資を 17件実行、
うち6件がIPOを果たす。
2007年より中国上海にてインターネット関連企業を中心に4件投資実行し、1件のIPOを果す。
2010年12 月、サイバーエージェント・ベンチャーズに入社。
ベンチャーキャピタル業界において15年以上のキャリアを持ち、特に中国・台湾市場における
ベンチャー キャピタル実務においては豊富な経験を有する。 米国トレド大学国際貿易大学院卒。
台湾事務所 VPのLightです。
台湾版アメブロとも言えるWretchの創業者で、2006年時点で年商2億台湾ドルまで導いた実績をもつ。
Yahoo!に買収された後もユーザー数、業績を倍増させ、
Wretchを台湾最大のコミュニティサービスまで成長させました。
Yahoo!ではソーシャルメディア周辺の運営企画などに従事。
2011年10月、サイバーエージェント・ベンチャーズ台湾オフィス立ち上げと同時にジョイン。
台湾事務所 インベストマネージャーのCatherine (キャサリン)です。
中国大手PEにて、投資業務を経験後、ニューヨーク、
香港のITベンチャー企業の立ち上げに参画し、
2011年10月にサイバーエージェント・ベンチャーズに入社。
台湾事務所にて新規投資を中心に従事。
米カリフォルニア大学バークレー校法律学科卒業。早稲田大学日本語コース習得済。
以上、台湾オフィスのメンバーでした。
いかがでしたでしょうか?
台湾は観光・食事にもおすすめです