3月末に森山未来さん主演の舞台「変身」を見てきました。

カフカの変身といえば、ある朝目覚めると虫になっていた男の話。昔、宮本亜門さんやポランスキー監督が主人公を演じたこともあるという…

さすがに、誰を誘うかも決めかね、一人で行くことにしました。
物語は会社の営業として働きながら両親、妹を養ってきた男性がある朝目覚めると虫になっていて、主人公を家族が受け入れ、しかし次第に邪魔者として扱われていく様子を描いた作品です。

舞台装置は鉄パイプで虫のシルエットをイメージしたシンプルなものです。ただ、主人公はそのセットを虫のような姿勢や動きをとりながら演じます。
この舞台をみると、つくづく演技とは身体表現なのだなと思いました。動きで主人公を表現しているのです。この姿勢は大変だろう…と思う場面しばしば。森山未来さんすごいなあと思いました。
個人的には永島敏行さん、舞台で見られるとは思ってなくて感慨深い…まあ、すっかりオジサマでしたが、若かりし日の刑事物での活躍など思うと年齢は重ねたなりにいい味をだされています。
劇はあまり救いのない結末ですが、舞台の面白さを感じた二時間でした。
アカデミー賞で元夫婦対決でも話題になった作品、早速みてまいりました。
物語は爆弾処理班の任務にあたる兵士の話。今まで爆弾処理班にスポットを当てた映画は香港映画でみたくらいであまりなかったかと。
以下ネタバレがありますので未見の方はご注意くださいね。

爆弾処理は一つ間違えば一瞬にして命を落とす過酷な任務。最初から最後までハラハラさせられました。というか心臓に悪いです。さらにテロリストの仕掛けた罠(遠隔操作で爆発させる)危険もある。そして、戦場では目の前で一瞬にして人が死ぬ…それも自分とは紙一重のところで。
主人公の命知らずな行動にチームが翻弄されることもある。
主人公をサポートする軍曹が最後に泣きながら語るシーンが私には印象に残りました。
私は主人公が心を病んでしまうという展開と予想していたのですが、入院するという状態ではなくても、ある意味病んでます。ただ、帰国しても居場所が見い出せず最後に彼がとった行動がやるせない…

一緒に見に行った相棒がアバター派で、どうしてこれがアカデミー賞?と言っていました。私はアバターはテクノロジーは評価しても、ストーリーがイマイチと思ったので意見がまとまらなかったなあ。アカデミー賞はSFをあまり評価しない傾向があるようです。
ハート・ロッカーは戦争が人の心も人生も蝕むものだと考えさせてくれる点は評価できるかと思います。

 この作品は先にかいた「ペンバリー館」と同じ作者エマ・テナントの手による「高慢と偏見」の続編です。こちらは、ダーシーとエリザベスの結婚後19年目のお話です。ミランダとエドワードの一男一女に恵まれたダーシー家ですが、莫大な財産を引き継ぐ息子のエドワードが心配の種となり、いろいろな事件が起こります。子どもをめぐって夫婦のすれ違いもあれば、エリザベスが信頼できる男性たちに一瞬心うばわれたりしますが、最後はハッピーエンド。ただ、今回の話は、ちょっと軽いかな~という気がしました。それに実際に息子が登場しないんですよ。話の中に出てくるだけ。ただ、自由と平等という時代の流れにより領主であるダーシー家も少しずつ変化していくことなどが描かれているのは興味深いです。