イギリスの女性作家ジェイン・オースティンといえば映画になった作品も多く、「高慢と偏見」のイギリスのテレビドラマは私の好きな作品です。(コリン・ファースがミスターダーシーを演じていました。吹き替えが小山力也さんだったのも二度美味しい)
しかし、その作者、ジェイン・オースティンがどんな人生を送ったのか、知る人はすくないのでは?この映画は若き日のジェインの知られざる恋を描いています。
この後、多少ネタバレがありますので、未見の方はご注意下さいね。



作品に描かれているように、ジェインが生きていた時代は、結婚はよい階級に属し、財産のある男性とするもので、愛のための結婚など愚かなものと考えられていました。そんな時代に彼女は法律を学ぶ学生トム・ルフロイと恋に落ちます。しかし彼も叔父から援助を受ける身であり、結婚を反対され、ジェインは周囲がすすめる地元の名士からのプロポーズを受けます。しかし、トムとの愛を確かめあったジェインは何もかも捨てて、駆け落ちをしようとしますが…


ジェインの作品はユーモアがあり、ハッピーエンドだったりするのだけど、自身の恋が時代に翻弄されていたんですね。脚色の部分もあるのでしょうが、最終的に身を引く決意をするジェインに泣けてしまいました。現代なら仕事をして自立することもできたのに…当時、女性が独身のまま小説を書き続けることは私の想像以上に難しいことだったのではないかな。
そんな時代にあって、自分の生き方を通したジェインは女性として尊敬します。
また、久しぶりにジェインの作品が読みたくなりました。
1月から新しいドラマが幾つか始まりましたが、みなさん何をご覧になっているのでしょうか?
最近は主役が若年化していて、内容も私にはどうなんだろ~というものが多い気がしますね。アラフォーに楽しめるものは限られるような感じ。
そんな中で、続けてみているのは以下のドラマです。
月曜 「ハンチョウ」
水曜「相棒」
木曜「不毛地帯」
金曜「宿命」

海外ドラマで「スポットライト」

個人的には、「宿命」が気になります。俳優陣が豪華で、話もなかなか過激な展開しそうですね。
あと、韓国ドラマはちょっとカルチャーギャップを感じることもあるので、ビミョーではありますが、小山力也さんの吹き替えとヒロインのソン・イェジンさん目当てで見ています。視聴率はあんまりよくないみたいですが…
大人も楽しめるドラマがもうちょっと増えてほしいですね。
最近映画づいています。日曜日は「今度は愛妻家」をみにいきましたよ。泣かずにはいられないと前評判も高いのですが、かなり涙腺直撃のため、私は泣き疲れちゃいました…
そういう作品なので、感動したい方は前知識はない方がよいと思います。このあと内容に触れますので未見の方は注意してくださいね。

映画は、今はスランプで、このところ仕事もしていない写真家の夫とその妻の話です。時に浮気をしたり落ち着かない夫との関係が少しずつかみ合わなくなっている頃、またも夫が若い女性を家に連れ込んでしまって…というお話です。
豊川悦司さんがいい加減で、でも憎めない写真家を好演しています。そして妻を演じる薬師丸ひろ子さんが、普通はちょっとオバサン入ってるところもあるけど、写真をとるシーン、結末のシーンではドキリとさせるような表情をみせてくれます。あらためてこの人は女優だと思いました。行定監督は私と同世代なので、角川映画全盛期を担った薬師丸さんに思い入れあるのもわかりますね~。
主人公をとりまく登場人物もそれぞれいい味だしていますが、石橋蓮司さんのオカマ演技が今までのイメージをよい意味で裏切ってくれます。

物語は最後に思いがけない結末を用意しています。夫婦関係に限らず、親子、恋人などにも言えることですが、「あの時、どうして気持ちを素直につたえなかったんだろう。」そんな後悔の気持ちをもっている人にはこの結末は痛いくらいに心に響いてきます。映画館で泣いている人も結構いたみたいで、入り口で「わたしの中のあなた」みたいにティッシュペーパー配って欲しかったかも(笑)。ただ、どんな形であれ、気持ちを伝えられただけ、救いはあったのかな?是非とも、夫婦や大切な人と一緒にみてほしい映画です。

この映画は、元は舞台だったらしく、場面転換からなんとなく納得しました。DVDになってるようなので、購入しようか思案しています。(真木よう子さんも出演してるらしいです。)