サッカーワールドカップといえば、サッカー好きなら誰もが楽しみにしている国際大会である。
当然煮卵のメンバーもワールドカップに対する意気込みは相当なものがあり、来るロシアワールドカップのことで盛り上がりを見せていた。
ところで皆さんはサッカーの試合をテレビで観るとき、どのような心づもりで観戦するだろうか?
家で友人や家族と共に日本代表を応援するのも楽しそうだし、HUBなどのスポーツイベントで酒を片手にワイワイ盛り上がりながら見るのもエキサイティングだと思う。
そう、この問いに答えなどなく、各々の楽しみ方があるのだが、煮卵で観戦する場合の楽しみ方というのにも一種の答えがある。
それは、「自らも勝ちに行く」という観戦スタイルである。
当然サッカーの試合では、それぞれの国を代表した選手たちが懸命に戦っている。
その懸命な選手たちへのリスペクトを示す最大の方法というのは、選手を超えるほどの勝利への執念を抱いて観戦することではないか、という考え方である。
例えば開幕戦のロシアとサウジアラビアの試合を観戦するとしよう。
試合が終わったとき、結果としては勝者はロシアかサウジアラビアのどちらかかもしれないが、実質的に最も勝ちに行けたのは我々煮卵である、と自信を持った状態でテレビを消すことができるか、という勝負である。
おそらくこの考え方に共感を覚える読者は少なくはないはずである。
特に手に汗握りながら試合に見入る人は、少なからずこのマインドを持っているはずだからだ。
この日、ワールドカップでの目標について煮卵内での意思統一を行った。
煮卵の目標としては、全64試合の全勝によるワールドカップ制覇と決定した。
大丈夫。アジア2次予選から全ての試合で勝ち続けてきた我々煮卵ならやれるはずだ。
我々は自信に満ち溢れていたし、全員が長友のような感じだったと伝えればその凄みが理解できるだろう。
ここまで半信半疑でこの記事を読んでいる人もいると思うが、一回だまされたと思って勝ちに対する執念を持ちながら試合観戦に臨んでいただきたい。
今までとは違う、新しい景色が見えるはずである。
-----2024年5月5日の私より------
一体何を言っているのかさっぱり分かりませんが、この2018年ワールドカップはほぼ全試合、煮卵でグループ通話を繋いで観戦を行いました。
そういう意味では今までの人生で最も楽しいワールドカップでしたね。
観戦中、しきりに「俺が暫定的な勝者だ」「今は審判が優勢だ」などの意味不明な言葉が飛び交うカオスでした。