認知症と診断された父親ですが、

 

体はいたって健康そのもの。

 

体が動くうちは、今まで通りできることはやってもらうことに。

 

認知症と診断された当初は、

 

犬の散歩・玄関の掃除・雨戸の開け閉め・お風呂の掃除、、、他

 

段々とできなくなったり、止めさせたりと、

 

今ではお風呂の掃除だけは毎日のようにしています。

 

なぜか嫌がらずにやってます。

 

以前は、家のことも積極的にあれこれとやっていたようです。

 

年齢のせいなのか認知症のせいなのかわかりませんが、

 

途中で投げ出してしまったり、終わってないのに終わったと思い込んで新聞やテレビを見たりします。

 

こうなると、一番負担を負うのは母親です。

 

父親がやったかやってないかの確認しなきゃならず、仕事が増えたように感じてしまいます。

 

母親も身体がよくなく杖をついて歩くほど足腰が悪いので、日々の生活が大変です。

 

今では、父親は一日中テレビをつけっぱなしに新聞を何度も何度も読んでは、

 

国内や国際政治・事件など一つも覚えていない。

 

テレビも見ていても、何の番組なのかもわからず、目が虚ろになってしまう。

 

ティサービスに行った日は、どんなことをしたのか聞いても覚えていない。

 

母親がディサービスのことを尋ねても、全く記憶がない。

 

自分の親がこんな状態になってしまったのは、とても悲しい。

 

でも、まだ母親や自分のことは忘れていないだけ良しとしよう。