要介護1の判定結果がでた父親の介護で気が付いたことを書きます。
判定後は、それほど物忘れが酷くもなく、
足腰もしっかりしていて、当分の間は介護サービスを受ける事はないだろうと、
かなり呑気に構えてました。
父親本人も、まだまだ自分の事はできるし、
子ども達の世話になるほどじゃないと、高を括ってました。
でも、状態は日々少しずつ進行していたのだと、今になってから思い返します。
何度かの転倒とケガ
要介護1と認定された後も父親は犬の散歩を続けていました。
母親は、出来ることはさせておこうと考えていたので、しばらく様子を見ることにしました。
数か月後、犬の散歩中に転倒してしまい、顔が擦り傷だらけに。
犬の散歩は止めさせようとしましたが、「俺は大丈夫だ!ちょっと転んだだけだ」と、
母に怒鳴ったそうです。
いままで怒鳴ることなどなかったので母は怖くなってしまい、散歩の話は止めてしまった。
犬の散歩以外にも、家の中でしばしば転倒するようになりました。
杖を使うことを薦めましたが、すごい形相で「俺はそんな年寄りじゃない!馬鹿にするな」と、
怒鳴りだしました。
とうに80歳を超えているにも関わらず、自分自身を年寄りじゃないという感覚は、
十分に年寄りだと思います。
気が付けば足腰が衰えている
要介護でなくとも、80歳を超えると足腰の衰えが急激に進みます。
転倒をして骨折などで入院すると、認知症ではなかったご老人が急にボケてしまい、
退院後も寝たきりになることがあります。
親御さんがいつまでも健在ではなく、いつか体の衰えがやってきます。
遠く離れて暮らす親御さんは心配になると思います。
こまめに連絡をして、普段の様子を知っておくことが大事です。
それにしても、我が家の父親は何度も転倒しましが骨折はしませんでした。