今回は父が認知症と診断されるまで、

 

どのような過程を経てきたかというお話です。

 

認知症と診断されるまで

認知症と診断されるまで、どんな過程を経てきたのかと言うと、
 
・変化
・疑問
・行動
 
これは、認知症かもしれないと疑った自分の心の変化です。
 
まずは変化について。
 
父親の言動ですが、何度も同じことを繰り返して言うようになったんです。
 
例えは、朝から夕方まで何度もニュースで取り上げられて事を、
初めて聞いたように「こんな事件があったのか!」。
 
そのたび、母親は「今朝のニュースで見たじゃない。」と言うと。
 
父親は「そうだっけ」と惚けていました。
 
また、ある時は予約してあった病院へ行くのを忘れてしまったり、
 
病院へ行く途中にどこに行くのかわからなくなって帰ってきたりしました。
 
こんな感じに徐々に今まで様に生活できなくなっていきました。
 
次に疑問について。
 
言動や行動が怪しいことはあっても、近所の方との会話はいたっていままでと変わらない様子。
 
家の中では、おかしいのに外では今までと変わらない態度で接している。
 
なぜ、そんなことができるんだろう。
 
最後に、行動です。
 
何かに不安になるのか。
 
父親は所有しているバックの中を四六時中確認する。
 
チャックを開けては中身を確認しチャックを閉める。
 
これを何度も何度も繰り返すので、バックが壊れること5つ。
 
こんな状態が毎日繰り返されるようになり、ついにやらかしてしまい、
 
そのことをきっかけに認知症ではないかと本格的に疑いだしたんです。